【阪神JF】最内サンティーテソーロ!阪神2歳重賞は逃げがVトレンド

2022年12月10日 05:20

サンティーテソーロ

 今季好調のG1企画「展開王」で2歳女王決定戦「第74回阪神JF」攻略を任されたのは大阪・寺下記者だ。1枠1番サンティーテソーロに攻めの◎!大胆な狙いであっても人をうなずかせる力がある穴男。これでもか、とばかりに好材料を挙げた。最内枠からVロードを駆け抜ける。

 秋G1で絶好調の展開王。ここ2戦は残念ながら不発に終わったが、得意の“右回りG1”で巻き返したい。秋G18レースで展開王の本命馬は【3・2・0・3】の成績。馬券圏外に敗れた3レースは東京か中京の左回りだった。馬と同じように、展開王にも左右の回りで得手不得手がある!?年末まで続く右回りG1で再び的中ラッシュを続けよう。

 阪神JFの舞台となる外回りの芝マイル戦。外差しのイメージが強いコースだが、この秋は逃げ切りや直線で内の経済コースを通った馬の活躍が目立つ。まず、その傾向を頭にインプットしておこう。

 そして展開。今年のメンバーで前走、逃げていたのは(1)(11)(12)の3頭。中でも最内枠に入った(1)サンティーテソーロの近2走はロケットスタートで先手を奪い、逃げ切った。ぜひレースVTRをチェックしてほしい。スタートした瞬間に他馬より約1馬身前に出ている。天才的なスタートセンスの持ち主だ。同型の6枠2頭は距離延長もあって無理には競りかけにくいだろう。

 さらに連勝中の末脚鋭い3頭がそろって8枠に同居。互いにけん制し合って仕掛けが遅れれば前残りをアシストしてくれる。馬場状態に枠の並びを見て、◎サンティーテソーロの逃げ推しが決まった。

 中山芝マイルの未勝利戦→サフラン賞は5馬身差、3馬身差の圧勝。重賞で好走したライバルに比べて注目度は低いが、近3年のサフラン賞勝ち馬は19年マルターズディオサ2着、20年サトノレイナス2着、21年ウォーターナビレラ3着と3年連続、阪神JFで馬券に絡んでいる。同じ直線に坂のあるコースで勝った走りは本番に直結するのだ。

 先月、阪神で行われた2歳重賞(ファンタジーS、デイリー杯2歳S、京都2歳S)は全て逃げ切りで決まった。しかも勝ち馬は全て関東馬。◎サンティーテソーロもVトレンドに合致する。栗田厩舎&横山和は今年、タイトルホルダーで阪神のG1を連勝。最強タッグが再び、仁川を沸かせる。

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