【京成杯】サヴォーナが軸 2000メートル未勝利戦組&上がり最速

2023年1月10日 05:27

前走が芝2000メートルの未勝利戦1着で上がり3Fメンバー最速だった馬の成績

 皐月賞と同じ中山芝2000メートルで行われる「第63回京成杯」を分析。近年の勝ち馬では18年ジェネラーレウーノが皐月賞3着。過去10年で傾向を見極めたい。

 【人気】
 1番人気は【3・0・3・4】。13年フラムドグロワール(10着)以外は5着以内と安定している。5番人気、7番人気が各4連対と伏兵台頭もあるが、8番人気以下は連対していない。

 【前走距離】
 前走が2000メートルだった馬が【6・9・8・62】と結果を出している。出走頭数が多いことは確かだが、近2年の上位3頭はいずれもこの距離だった。一方で前走がマイルだった馬は【1・0・0・16】。14年プレイアンドリアル(前走・朝日杯FS7着)が勝っているものの、この馬以外に朝日杯FS組が6頭がいたことを考えれば苦戦している。前走が1800メートルだった馬は【3・1・2・33】。馬券圏内の6頭中5頭は前走が新馬戦または未勝利戦だった。東スポ杯2歳S組は10頭出走で全て4着以下に敗れている。

 【ローテ】
 新馬戦V後に挑んだ馬が【3・1・3・13】と好成績。19~21年の勝ち馬がこのローテで、該当3頭はいずれも新馬戦の上がり3Fがメンバー2位以内だった。前走・未勝利戦組も昨年、一昨年の2、3着馬がこのローテで侮れない。前走・ホープフルS組は【1・1・1・15】と目立たないが、17年以降のG1昇格後は【1・0・0・1】。昨年の勝ち馬オニャンコポンが同レース11着から巻き返した。

【結論】
 前走2000メートルの未勝利戦組、かつ上がり3Fがメンバー最速だったサヴォーナを狙う。昨年は8番人気3着のヴェローナシチーがこのパターンだった。高配をもたらす可能性は十分にある。新馬戦が強い勝ちっぷりだったソールオリエンス、ホープフルS組のセブンマジシャン、シーウィザードも押さえたい。(データ班)

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2023年1月10日のニュース