【初富士S】スルーセブンシーズV バシュロ「全てがうまくいきました」
2023年1月21日 16:17 21日の中山メイン・初富士S(3勝クラス、芝2000メートル)は、中団から運んだ2番人気のスルーセブンシーズ(牝5=尾関、父ドリームジャーニー)が、力強く抜け出してオープン入りを決めた。短期免許で来日中のバシュロは「指示通りに乗れた。スペースが空いて瞬発力を生かせた。全てがうまくいきました」と会心の笑みを浮かべた。
もともとは紫苑S(G3)2着がある実力馬。尾関師は「一頓挫あって休養が長くなったが、うまく仕上がって出走できた。レース前に話したように、ジョッキーもうまく我慢して乗ってくれた」と鞍上を称えた。「56キロのハンデを背負ってこれだけのレースをしてくれた。今後は牝馬重賞戦線を目指したい。うまく調整してエリザベス女王杯に行ければいいかな」と、G1出走を見据えていた。