【川崎・川崎記念】2月1日発走 過去10年データで必勝ポイント探る

2023年1月29日 05:30

昨年の川崎記念を圧勝したチュウワウィザード

 あす30日から始まる第12回川崎競馬。今開催のメインは2月1日に行われる今年最初のJpn1「第72回川崎記念」(2100メートル、1着賞金8000万円)。歴代の勝ち馬にヴァーミリアン(07、10年)、ホッコータルマエ(14~16年)などダートG1馬がそろう一戦。ダートグレードの体系整備により来年から4月上旬の実施となり、この時期での開催は今年でラスト。過去10年のデータから傾向を探ってみた。

 ◇上位人気馬◇
 1番人気馬 【6・4・0・0】2番人気馬 【1・1・2・6】3番人気馬 【1・2・6・1】 ほかに4、5番人気が各1勝。平均配当は単勝440円、馬単1700円。3連単は1万1930円で17年の7万馬券を含めて万馬券が3回発生している。

 ◇所属◇
 JRA所属馬【9・8・9・30】川崎所属馬【0・1・0・9】船橋所属馬【1・1・1・9】大井 所属馬【0・0・0・13】浦和 所属馬【0・0・0・6】他地区所属馬【0・0・0・18】 数字が示すようにJRA勢優位。1~5着独占が5回(13、16、17、18、19年)。1~4着が1回(14年)と断然の成績を残す。馬券圏内となった地方馬4頭中3頭は前年にダートグレードで連対していた。残る1頭は過去に同舞台の重賞を勝っていた。

 ◇馬齢◇
 4歳馬 【1・2・3・7】5歳馬 【5・0・3・13】6歳馬 【1・5・0・10】7歳馬 【3・2・3・15】8歳以上馬 【0・1・1・40】 1着数から5歳が有力。7歳も3勝と奮闘している。4歳は13年ハタノヴァンクールを最後に勝てていない。8歳以上に勝ち星はなく、狙いは7歳までだ。

 ◇前走◇
 東京大賞典組が【6・6・2・15】と最有力。同レースを連対して参戦した8頭は【5・2・0・1】と好成績を残している。次はチャンピオンズCからの直行組【2・1・1・4】も、2勝は共にチュウワウィザードでのもの。名古屋グランプリ組が【1・0・4・6】と続く。

 ◇ダートグレード実績◇
 馬券に絡んだ30頭中、出走時にダートグレードで連対歴のない馬は5頭だけ。残り25頭中21頭はG1、Jpn1、Jpn2を勝っている。残る4頭もG1かJpn2で2着があった。◇逃げ馬成績◇ 13年から(4)、(3)、(3)、(7)、<1>、<1>、(7)、(6)、<1>、(9)着。3勝中2勝は10頭立て。頭数少ない時が狙い目か。(データ班・田中辰幸)

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