【アネモネS】トーセンローリエV 横山和「結果を出せて良かった」2着コンクシェルとともに桜切符

2023年3月12日 17:08

<アネモネS>レースを制したトーセンローリエ(左)=撮影・郡司 修

 桜花賞トライアル「アネモネS」(2着まで優先出走権)が12日、中山11Rで行われた。1番人気に推されたトーセンローリエ(小笠、父サトノクラウン)が2番手から抜け出して優勝。2着のコンクシェル(清水久)とともに桜花賞切符を手にした。

 横山和の好判断が光った。最内枠から2番人気のスピードオブライトが、好スタートを切ってハナを奪う。横山和&トーセンローリエは相手をこの1頭に絞ったかのように、2番手に押し上げて直後でピタリとマーク。4角では早めに並びかけてライバルを競り落とすと、後続の追い込みを半馬身しのいだ。

 横山和は「1600メートルなら、多少速くなっても位置を主張したいと思った。切れるタイプではないことを頭に入れて臨んだ。しっかり結果を出せて良かった」とホッとした表情を見せた。今年が初年度産駒のサトノクラウンは、弥生賞を勝ったタスティエーラとともに、牡牝で3歳クラシックに産駒を送り込むことになった。

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