【東京新馬戦】“ソダシのいとこ”白毛馬アマンテビアンコV!ルメールは現役7人目のJRA通算1700勝

2023年6月18日 05:05

東京6R新馬を制した白毛馬アマンテビアンコ

 東京6R(ダート1400メートル)は話題の白毛馬アマンテビアンコ(牡=宮田、父ヘニーヒューズ)が単勝2・0倍の1番人気に応えて快勝。ルメールは現役7人目のJRA通算1700勝を達成した。

 白毛一族のパワーを誇示するような直線一気。道中は1400メートルの速いペースに戸惑い気味だったが、ルメールが促すと、534キロの白い巨体が躍る。外から1馬身3/4突き抜けた。ルメールは「速い脚こそないが、じわじわ加速しました。血統からもダートが合っています」と振り返る。いとこのソダシは芝&ダート二刀流の白毛馬だが、母ユキチャンは08年関東オークスなど地方交流ダート重賞3勝。父はダート活躍馬を出している。血統通りの走りを見せた。

 宮田師は「返し馬で口が硬かったし、ゲートでごねたように我の強い馬だが、レースでは優等生。追われてギアが上がり続けていたので距離を延ばしていきたい。次走は未定だが、(JRA所属馬も出走できる)3歳ダート3冠(大井競馬場)も来年創設されるし、今後が楽しみになった」と語る。白毛の新星が誕生した。

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