【レパードS】ハッスルダンク 今回はしっかり負荷をかけられた

2023年8月4日 05:27

<レパードS追い切り>ラスブリサス(左)、エターナルタイム(右)と併せて追い切るハッスルダンク(撮影・郡司 修)

 【東西ドキュメント・美浦=3日】フルゲート15頭で争われるレパードS。

 週初めの段階で出走が確定していたのはエクロジャイト、クレメダンジュ、パクスオトマニカ、ライオットガールの4頭のみ。残りの11頭の出走枠を巡って、賞金900万円の15頭による抽選が行われた。鈴木智が注目していたのは、中山ダート1800メートル戦を2連勝したハッスルダンク。見事に突破して出走にこぎつけた。

 1番人気に推された福島での前走(ダート1700メートル)は6着に敗れたが、約3カ月ぶりのレースだったことを考えれば、度外視可能。

 中川師は「前走は忙しかったし、暑さを考慮してあまり調教もできなかった」と説明。Wコースでの最終追いでは、3頭併せの真ん中で負荷を掛けられ、5F67秒9~1F12秒1でフィニッシュした。

 師は「動きは目立つ馬じゃないから。今回は夏負けすることもなく、前走より体調はいい」と太鼓判。小回りコースにも実績があるだけに、何らかの印は打とうと思った鈴木智だった。

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