【WASJ】仏No・1女性騎手・ヴェロン「勝つために来ました」 後方から差しに懸ける

2023年8月26日 05:20

会見に出席した(左から)バデル、キング、モレイラ、モリス、リスポリ、ヴェロン、宮川、戸崎、川田、横山武、武豊、ルメール、岩田望、坂井

 国内外のトップジョッキーが覇を競う「ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」が、26日と27日に札幌競馬場で開催される。土曜10、11R、日曜10、12Rの4レースの着順ポイントにより個人戦と対抗戦(外国、地方騎手のWAS選抜対JRA選抜)を実施。25日には札幌市内のホテルで外国人騎手6人と地方代表・宮川実の会見が行われ、抱負を語った。

 フランスの女性No・1ジョッキー、マリー・ヴェロンは黒のジャンプスーツでホテルのレセプション会場に姿を見せた。「素晴らしい舞台にお招きいただいて光栄です。素敵な思い出になるよう頑張りたい」。カメラのフラッシュを浴びながら満面に笑みを浮かべた。

 昨年のロワイヤルオーク賞で仏女性騎手初の仏G1制覇を飾ったが、日本での騎乗は今回が初めて。「今年は(仏G1ガネー賞を勝つなど)素晴らしい一年だったので、その流れで日本でも最高のレースをしたい。冷静な騎乗が私のセールスポイント。後ろでじっと待ってから行くレース運びが好きよ」。19年には仏女性騎手ミカエル・ミシェルが同シリーズ3位に健闘したが、「少なくとも3位以上を目指すわ。勝つために来たのだから」と勝ち気な気性を見せた。

 豪州代表の女性騎手レイチェル・キングは白いジャケット姿で登場。「札幌競馬場のコースを下見したけど、とても美しい。この奇麗な芝の上で素晴らしい騎手と戦うのを楽しみにしているわ」と語り、ヴェロンと健闘を誓い合った。

 ▼モレイラ 何度も参加させてもらっている大会。今年もワクワクしている。

 ▼武豊 昨年優勝した時は「ワールド・オールドスター・ジョッキー」なんてちゃかされたが、連覇を目指して頑張りたい。

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