【園田競馬 スポニチなにわ賞】8歳スマートセラヴィー 転入初戦でV 小牧太「まだまだ活躍できる」

2024年9月27日 20:39

スポニチなにわ賞を制したスマートセラヴィー(左)(撮影・中辻 颯太)

 園田競馬のスポーツニッポン新聞社賞「スポニチなにわ賞」は27日、第11Rの1400メートル戦で争われ、小牧太(57=中塚猛)騎乗の1番人気スマートセラヴィー(牡8=永島太)が好位から力強く差し切った。2着にグリーンシアター、3着はバウチェイサーが入り、3連単<2><6><5>は2番人気の3250円だった。

 新星が誕生した。転入初戦のスマートセラヴィーが力の違いを見せつけた。スタートをしっかり決めると楽な感じで好位のハコで収まった。道中はペースも流れることなく、じっくりとインで脚を温存。脚はたまり切って、ゴーサインを出せばいつでもはじけそうな手応え。いざ直線を迎えるとスッと外へ出して、あっさり抜け出した。着差以上に強い内容で制した。

 鞍上の小牧太は「馬は完璧にできていたので、誘導するだけでした。感謝したいです。折り合いもついて乗りやすい馬でした。手応え十分で、強かった。まだまだ活躍できる。楽しみにしたいです」と初タッグの愛馬をベタ褒めした。管理する永島太師は「まだまだ良くなると思います」とさらなる良化を示唆した。

 この勝ちっぷりならもっと上を狙える。今後は「大きなところを狙っていきたいですね」と指揮官。重賞を狙える好素材であることは間違いない。8歳馬と侮ることなかれ。進化を遂げた姿を披露して、タイトル奪取をもくろむ。

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2024年9月27日のニュース