【金沢競馬 ハクサンアマゾネス引退式】吉原寛人騎手「この5年間、僕の心の支えになってくれた」

2024年12月3日 18:46

ハクサンアマゾネスの鞍上で手を振り、ファンの声援に応える吉原寛人騎手(石川県競馬事業局提供)

 1日に金沢競馬場で行われた中日杯(2着)がラストランとなったハクサンアマゾネス(父シルポート、牝7=金沢・加藤和義厩舎)の引退式が3日、同競馬場で行われた。

 加藤和義調教師(47)は「感謝しかなく、娘を嫁に出すような気持ちですが、これから先、アマゾネスの子供が金沢で走ってくれることを期待して、お母さんになってもらいたい」と地方競馬重賞最多タイの25勝を挙げた管理馬にねぎらいの言葉をかけた。

 一方、全30勝のうち27勝をマークした主戦の吉原寛人騎手(41)は「この5年間、僕の心の支えになってくれて、苦しい時も重賞を勝たせてくれて感謝しかないです。アマゾネスは長島(進一)厩務員さんのおかげでたくさん勝てたと思いますし、本当に長島さんにも感謝したいと思います」と相棒はもちろん、スタッフにも賛辞の言葉を贈った。

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