【有馬記念】「8枠16番」が超鬼門の理由とは…最近10年で“最外”の勝ち馬は6枠11番
2024年12月19日 14:40 年末の大一番、G1有馬記念(中山芝2500メートル)が22日に迫ってきた。19日午後5時からは公開枠順抽選会が都内で行われ、枠順が決定した。
毎年話題に上がるのが圧倒的な外枠不利だ。今年もフルゲート16頭立ての予定。過去68回の有馬記念で16頭立てで開催された(出走取消含む)のは26回あり、8枠16番が勝った例はない。最高着順は昨年のスターズオンアースの2着だ。今年はシャフリヤール(牡6=藤原)が8枠16番に入った。
3コーナーの外回り部分からスタートする中山芝2500メートル。最初のコーナーまで200メートル足らずで外から好位置を奪うのが難しい。また、コーナーを6回通過するため、外々を回ると距離ロスが大きくなる。
最近10年でもっとも外の勝ち馬は16年サトノダイヤモンドの6枠11番。03年にはシンボリクリスエスが大外から勝利したが、この時は12頭立ての8枠12番だった。14頭立てだった08年は8枠13番のダイワスカーレット、8枠14番アドマイヤモナークでワンツーを決めた。
もちろん8枠16番に人気馬が入らないパターンもある。過去26回の8枠16番の平均人気は9・3番人気で、平均着順は9・8着(79年競走中止のビンゴガルーは16着で計算)となっている。
【有馬記念枠順】
1枠1番 ダノンデサイル
1枠2番 ドウデュース
2枠3番 アーバンシック
2枠4番 ブローザホーン
3枠5番 ベラジオオペラ
3枠6番 ローシャムパーク
4枠7番 スターズオンアース
4枠8番 レガレイラ
5枠9番 ディープボンド
5枠10番 プログノーシス
6枠11番 ジャスティンパレス
6枠12番 シュトルーヴェ
7枠13番 スタニングローズ
7枠14番 ダノンベルーガ
8枠15番 ハヤヤッコ
8枠16番 シャフリヤール