【佐賀・第21回飛燕賞】9日発走 ハクアイアシスト重賞2度目Vへ! 予想印を公開
2025年2月8日 12:00 佐賀3歳クラシック路線につながる今年の3歳重賞第3弾「第21回飛燕賞」(距離1400メートル/1着賞金500万円)が9日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。1月3歳重賞1750メートル「佐賀若駒賞」、1800メートル牝馬限定「花吹雪賞」で好走した面々がVに近いとみるが1400メートル戦で〝ニュースター候補〟誕生も十分にあり得る。
◎⑤ハクアイアシスト 昨年7月デビュー戦を飾り3戦目、重賞初挑戦の11月1400メートル「ネクストスター佐賀2歳」は6着。続く同月1750メートル「ペテルギウス特別2歳」はアオイノユメに迫られつつ逃げるパームビーチをゴール前でかわして2勝目をマークした。12月1400メートル重賞「フォーマルハウト賞2歳牝馬」は中団からしぶとく脚を伸ばして3着と馬券に貢献。そして年が明けて1月重賞「佐賀若駒賞」は後方から徐々にポジションを上げる競馬からゴール前ググッと伸びて牡馬のムーンオブザエースを捕らえて重賞初勝利。続く前走1番人気で迎えた「花吹雪賞」はプレミアムカインド相手に追い比べとなったがクビ差の2着。重賞2連勝とはいかなかったが、距離を問わず折り合いや仕掛けた際の反応にセンスの良さを感じる。重賞2Vへここも鋭く魅せる。
◯⑨ムーンオブザエース 昨年5月にデビューして前走まで900メートル1戦、1300メートル2戦、1400メートル3戦、1750メートルを1戦して2勝2着5回と2連対率は100%だ。11月の「ネクストスター佐賀2歳」は8番人気ながら好位で粘り込んで2着。ハクアイアシストに先着した。続く12月の1400メートル戦は2番手で競馬を進めて直線半ばでスムーズに抜け出して勝利。「ネクストスター佐賀2歳」と同距離でタイムを1秒5縮めた。前走1月、初の中距離戦「佐賀若駒賞」は直線で先頭に立つが、ハクアイアシストにかわされクビ差の2着。それでも能力値の高さを十分にアピールした。豊かな自在性を発揮して今回3度目の重賞挑戦で〝三度目の正直〟を演出といきたい。
▲⑩コンフォートデイズ 昨年5月門別でデビューし北海道時代は11戦を経験した。5戦目の7月1200メートル戦で初勝利を挙げると10月には1200メートル「ネクストスター門別2歳」で重賞デビューを果たすも9着。12月には現在の佐賀に移籍してきた。佐賀2戦目の1400メートル戦、3戦目の前走1月1400メートル「ホワイトスター特別3歳」はいずれも中団からの競馬で向こう正面に入るとスーッとポジションを上げ、最終コーナーは先頭で回り後続を封じて勝利。このスムーズな連勝の内容から重賞でも好戦は期待できる。
☆⑦ロトファイター 昨年11月にデビューしたばかりでキャリアは3戦。900メートルのデビュー戦を飾ると続く12月1300メートル戦はアタマ差で逃げ切って連勝。年明け3戦目、前走「佐賀若駒賞」で重賞デビュー。初の中距離戦でもあったが4着と健闘した。脚質を含めて未知数の部分は多いが、短距離戦で見せたスタートダッシュの迫力、レース道中の身のこなしから1400メートル戦なら一発があっても不思議ではない。
△⑪ゴーオールザウェイ 昨年7月にデビュー。2戦目の900メートル戦で2着に7馬身差をつける圧逃劇を演じた。続く1300メートル戦も2着に6馬身差をつけて逃げ切り連勝を飾った。12月4、5戦目の1400メートル戦は1番人気を背負い逃げ切りを図るも4、2着止まり。そして年明けの前走1月「佐賀若駒賞」で重賞デビュー。パームビーチ、ポリスヴィークルと1周に渡って先陣争いを繰り広げたが、距離は1750メートル戦。2周目3コーナー過ぎで失速し9着に沈んだ。それでも好出脚に加え、前へ前へと行こうとする積極性には大きな魅力を感じる。今回は1400メートルと距離が短くなり、先頭でマイペースに運べれば大仕事の可能性は十分にある。