【愛知杯 展望】カピリナが1F延長、牝馬限定で重賞初制覇のチャンス
2025年3月16日 19:58 23日に中京で行われる「第62回愛知杯」は牝馬限定G3は変わらないが、昨年までの1月開催、芝2000メートルの条件をリニューアル。今年から昨年までの京都牝馬Sを受け継ぐ形で芝1400メートル、重量もハンデから別定に変更して実施される。
混戦ムードが漂う。関東馬カピリナが主役を務める。2勝クラス、3勝クラスと連勝で挑んだ前走シルクロードSは2番人気4着。五分のスタートから中団の外で脚をためた。重賞のスプリント戦で道中は少し追走に苦しんだが、直線は馬場の真ん中から脚を伸ばした。悲観する内容ではない。条件は違うが1400メートルはダートで勝ち星があり、前走の内容からも1F延長で追走は楽になりそう。戸崎とのコンビ継続で初タイトルをつかみ取る。
スウィープフィートは昨年3月チューリップ賞で重賞初制覇を飾った。春は桜花賞が4着、オークスが6着と善戦。下半期は夏バテの影響で休養が長引き、今回が復帰戦となる。12日の1週前追いは坂路でビッシリ追われ、僚馬に首差で遅れたものの、4F51秒0~1F12秒2と時計は出ている。このまま順調にレースを迎えたい。
4歳クランフォードは1番人気に支持された前走スワンSが13着。1400メートルで初めて馬券圏外に敗れた。それでも昨春から3連勝で一気にオープン入りを決めた実力馬。まだ見限るのは早い。
4戦連続で2桁着順のコラソンビートは芝1400メートルで23年京王杯2歳S勝ちを含む【2100】とパーフェクト連対。前走の東京新聞杯12着から1F短縮で一変可能だ。他にも昨年1月フェアリーS覇者イフェイオンなどが登録している。