【盛岡12R・ハヤテスプリント】道営スティールブライト戴冠だ
2025年7月8日 09:30 他地区から6頭参戦する3歳による短距離重賞。地方交流となった18年以降、岩手勢は1勝のみと苦戦傾向だけに今年も遠征馬が有力だ。道営(1)スティールブライトを中心視。昨年11月に盛岡を1度経験しているのは大きな強み。今年の序盤3戦は粘りを欠いたが、古馬相手に逃げを決めた前々走から状態は上向いてると言っていい。逃げ切った勝ち馬が強過ぎた前走も、果敢に勝負を挑んでおり悲観する必要はない。得意の短距離戦で待望の初タイトルをゲットする。
相手も同じ角川厩舎のトレヴェナ。先行馬がそろった今回は流れも向きそう。中団追走で逆転を狙う。レイヴオンのスピードも侮れない。逃げて4着の前走だが、古馬相手にハナを切れたのは評価できる。3歳同士ならあっさりも。大井所属のキエティスム、ヨシノダイセンも注意が必要だ。
▼スティールブライト(角川師)状態は問題ないよ。盛岡は昨年、経験(プリンセスC2着)しているからね。できれば外枠が欲しかったが、距離が短くなるのはいいし期待している。
▼ブリスタイム(伊藤忍師)追い切りの動きは良かったね。この距離に変わるのはいいだろうし、前走後に去勢した効果を見てみたい。
▼ノヴェルウェイ(伊藤忍師)距離短縮はプラス材料。逃げ馬がそろった前走を中団からの競馬でそこそこやれたのは収穫。相手は強くなるが好位で粘れれば。
▼レイヴオン(田中淳師)調子はいいね。右回りだと外にふくらむところがあるので左回りは合うんじゃないかな。相手は楽になるし勝ち負けを期待している。
▼マルケイロジャー(石川栄師)ちょっと順調さを欠いたのがね。水沢より盛岡の方が向くと思うが強い道営馬もいるから、どこまでやれるかな。
▼ヨシノダイセン(宗形師)前走後もいい状態をキープできている。今回は遠征、左回りと初めての経験になることが課題だが、能力の高い馬なのでこなしていい結果を出してほしい。
▼ポマイカイ(菅原勲師)馬の状態は悪くないね。1200メートルの距離も向くと思う。あとは他地区馬との力関係だけかな。
▼エターナルウインド(角川師)早い段階から盛岡の馬場で使ってみたいと思っていた馬。状態も問題ないし、スピード勝負になれば面白いと思う。
▼キエティスム(田中人師)前走は強い勝ち方だった。少し気性にムラがあるので、自分のペースでレースができたのが良かった。輸送はやってみないと分からないが、能力を出し切れればチャンスある。
▼ユウユウコラソン(佐藤祐師)盛岡に変わるのはプラスだが、この馬に1200メートルは短そう。道営勢に先着するのは厳しいイメージだから、次走に予定している重賞・やまびこ賞につながるレースができれば。
▼トレヴェナ(角川師)過去に遠征競馬は経験しているし、距離が1200メートルになるのもいい。大外枠が少し気になるが、この馬も勝つチャンスはありますよ。