【佐賀・第4回鳥栖大賞】5日発走 アラジンバローズ結果出す! 予想印を公開

2025年10月4日 12:00

佐賀での安定感が光るアラジンバローズ

 今週の佐賀競馬は2日間開催。日曜日のメインは6Rの「第4回鳥栖大賞」(距離2000メートル、1着賞金は800万円)(18時15分発走)で行われる。22年に佐賀競馬場移転開設50周年を記念して3歳以上、地方全国交流の2000メートル戦として新設された。昨年は馬場コンディション不良のため無念の開催取り止めとなっただけに、まずは無事各馬がゲートインされることを祈りたい。

 ◎③アラジンバローズ(新子雅司厩舎)兵庫在籍馬ながら佐賀を得意とする。昨年11月のJBCスプリント(JpnⅠ)は強豪揃いの中で7番人気3着。前走の「サマーチャンピオン(JpnⅢ)」は中盤からじわじわ伸びて6着だった。佐賀では(1・0・1・1)と安定感。中央馬不在のここは結果を求めての参戦だ。

 ○⑥サンテックス(塚田隆男厩舎)対抗も遠征勢から。昨年の11月までJRAのオープンクラスで走っていた愛知の5歳馬だ。前走の「名港盃」は好スタートを決めて逃げの手に出て3馬身差の快勝。初の佐賀でも好勝負だ。

 ▲⑩コスモファルネーゼ(真島二也厩舎)過去2回の開催で地元馬の3着以内は23年のヒストリーメイカーの3着だけと苦戦傾向。そんな地元勢から一番手評価に抜てき。5月から(2・2・1・2)と安定感抜群の走りを見せている。好位から競馬ができるセンスを生かし好走期待。

 ☆⑤ブラックバトラー(新子雅司厩舎)本命のアラジンバローズと同じ兵庫の新子雅司厩舎からはこの4歳馬もマークが必要だ。前走は地元園田のレースで58キロを背負ってしっかり勝利。佐賀は初見参だが、昨年11月の金沢の「北国王冠」は3着、今年1月の笠松の「白銀争覇」は2着と結果を出しているのも心強い。

 △⑨タイキマクスウェル(池田忠好厩舎)9月の「脊振山特別」は3コーナーで先頭に立ち3馬身差をつけて快勝で佐賀移籍後4連勝を決めた。一枚相手は強くなるここは試金石の一戦だろう。

 △⑫ダノンターキッシュ(中川竜馬厩舎)JRA2勝馬で佐賀移籍後は安定した走りを見せていたが、前走の「脊振山特別」は3コーナー付近でムチが入るなど手応えが怪しくなり7着。巻き返しに力が入る一戦。

 地元の④テイエムフォンテ(平山宏秀厩舎)は6月からの直近6戦は好走と凡走を繰り返している。今回は後者にあたるだけにあえて抑えの抑えという評価。10歳馬ながら元気な愛知の⑪ゴールドギア(榎屋充厩舎)と高知の②ロッキーサンダー(田中守厩舎)も一考。

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