【佐賀・第22回ロータスクラウン賞】26日発走 ムーンオブザエース力強く差し脚を伸ばす! 予想印を公開

2025年10月25日 12:00

距離延長は大歓迎ムーンオブザエース

 今週の佐賀競馬は3日間開催。注目は26日の日曜日にある第6Rの重賞「第22回ロータスクラウン賞(フィレンツェファイア賞)」(3歳オープン、ダート1860メートル、18時15分発走)だ。3歳路線の最終戦。四国・九州地区交流競走で高知から2頭が参戦。19年から佐賀と高知の馬が交互に優勝している。今年は“佐賀の馬の番”とみた。

 ◎②ムーンオブザエース(土井道隆厩舎)地元勢の総大将。ここまで13戦6勝、2着6回、3着1回と安定感抜群。春は佐賀皐月賞と九州優駿栄城賞で2冠を達成。秋初戦の前走は3番手から前を追うも2着。距離が1400メートルと少し忙しかった印象もあった。距離延長は大歓迎。叩き2走目で力強く差し脚を伸ばす。

 ○④ニシノリンダ(真島元徳厩舎)JRAでも1勝を挙げて今年4月、佐賀に転入。6月には1400メートルの重賞「佐賀ユースカップ」で4馬身差の快勝で重賞初制覇。9月には「サマーチャンピオン」(JpnⅢ)では8着に敗れたが、強い馬とも戦って経験値を積んだ。前走の「仲秋特別」はアタマ差2着。1750メートルで連に絡んだことは大きく距離も問題なしと見る。

 ▲⑤ソイジャガー(真島二也厩舎)JRAでは3着が最高で未勝利に終わったが、7月に佐賀転入後は快進撃。前走の「佐賀城特別オープン」は8馬身差の大楽勝で4連勝。相手強化にはなるが、いいスピードがありこのメンバーでも期待十分。

 ☆⑧ヤマノアシオト(高知・田中守厩舎)遠征の高知勢2頭からは経験豊富なヤマノアシオトを上位候補に。今年の「高知優駿」は好位につけて3着。5月以来勝利からは遠ざかるが、1800メートル以上は5戦して3着以内3回と心配がないのも好材料。今回は2度目の遠征競馬。当日の体重とパドック気配はしっかりチェックしたい。

 △⑫パトリオットゲーム(松島壽厩舎)穴はこれか。前走の神無月特別は初の1750メートル戦で3着と距離に幅が出たのは収穫。大外からうまく立ち回って連対圏へ。

 春の佐賀皐月賞で3着だった⑨アオイノユメ(山田徹厩舎)、高知競馬から参戦する⑩ザセンチュリー(田中守厩舎)の7枠2頭も差はない。

特集

2025年10月25日のニュース