国枝師 自ら被写体の作品にサイン「こうやって馬の顔を撫でていると和むんだ」
2025年12月20日 05:07 JRA現役最多1119勝を誇る国枝栄調教師(70)が19日、東京・六本木で開催中の日本雑誌写真記者会写真展を訪れ、自ら被写体となった入選作品にサインを行った。
競馬関係者の写真が入選したのは45回目の開催で初。6月に美浦トレセンの馬房で管理馬ソルデマジョ(牡3、抹消)の顔を撫でている写真(小学館・小倉雄一郎氏撮影)が「馬への深い愛情が伝わる作品」と評価された。
「こうやって馬の顔を撫でていると和むんだ。馬と一緒にリラックスしている昼のひとときを写真にしてもらった」と同師。70歳定年引退が来春に迫っているが「忙しくて感慨に浸っている暇もない。応援してくれる人も和めるような競馬を最後までやらないとね」と笑う。現役最後のG1となるフェブラリーS(2月22日、東京)には「花道を飾らせてもらえれば言うことないね」と語った。
