【プロキオンS】ロードクロンヌ やっと勝った!惜敗続き6度目挑戦で重賞初制覇 いざG1獲りへ
2026年1月26日 05:29 京都で行われたダートG2「第31回プロキオンS」はロードクロンヌが惜敗続きに終止符を打ち、うれしい重賞初制覇。フェブラリーS(2月22日、東京)の優先出走権を獲得した。
惜敗続きに終止符を打った。地力比べとなった直線、ロードクロンヌの馬上で横山和が気迫のこもった左ステッキで相棒を鼓舞する。残り100メートルでエンジンがかかると早め先頭で押し切りを図ったサンデーファンデーを首差で捉え、鞍上は左手を高々と掲げた。6度目の挑戦でつかんだ初の重賞タイトル。横山和は「(重賞で)もうひと押しの競馬が続いていたので、チャンスをくださったオーナーや四位さん、厩舎スタッフの方々に少しは恩返しができたかな、と思います。勝ち切ったことに凄く意味がある」と喜びを口にした。
馬体重は前走比12キロ増の500キロ。輸送中の渋滞で体を減らした浦和記念(2着)の時とは、まるで別馬だった。鞍上は「凄くいい状態で来られたのは返し馬から感じていた。自信を持ってリズム良く走って、それで結果が出なければ、仕方ないというつもりで競馬をしました」と振り返る。好スタートから道中3番手につけて、イメージ通りのレース運び。自慢の器用さを最大限に生かした。四位師は「勝ててホッとしました。体の張り、パドックの気配も良かった。スムーズな競馬で100点です」と人馬を称えた。
長かった重賞初制覇までの道のり。24年夏の札幌で芝からダートに目先を替え、未勝利戦から怒濤(どとう)の4連勝でオープン入り。その後は重賞で2着が3回、3着が2回。地力を示しながらも、あと一歩が遠かった。ようやく手にした称号。横山和は「まだまだ(馬は)若いところも見えるので、レベルアップして、僕もそれに見合うジョッキーになりたい」と期待を膨らませる。
賞金を加算したことで大きく道が開けた。今後は優先出走権を獲得したフェブラリーSに照準を合わせる。四位師は「オーナーとまた話を詰めるけど、基本的には(オーナーも)東京マイルにチャレンジしてみたいと言っていたので、前向きに考えると思いますし、8割方は行くと思います」と明るい表情で語った。善戦キャラを脱した実力馬が堂々とG1舞台に乗り込む。
◆ロードクロンヌ 父リオンディーズ 母リラコサージュ(母の父ブライアンズタイム) 21年3月8日生まれ 牡5歳 栗東・四位厩舎所属 馬主・ロードホースクラブ 生産者・北海道新ひだか町のケイアイファーム 戦績15戦5勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億7123万2000円 馬名の由来は冠名+王冠(フランス語)。

