【福島牝馬S】コガネノソラ復活V 菊沢師と“父子鷹”鞍上・菊沢が雄叫び「よっしゃ~!」

2026年4月20日 05:25

福島牝馬Sを制した菊沢騎乗のコガネノソラ (撮影・西川祐介)

 「第23回福島牝馬S」が19日、福島競馬場で行われ、9番人気コガネノソラが差し切りV。一昨年クイーンS以来となる重賞2勝目を挙げ、ヴィクトリアマイル(5月17日、東京)の優先出走権を獲得した。管理する菊沢隆徳師(56)、鞍上の菊沢一樹(28)は、19年七夕賞(ミッキースワロー)以来2度目の父子タイトルとなった。

 「よっしゃ~!」。1万4103人のファンが駆けつけた福島競馬場に菊沢の雄叫びが響いた。コガネノソラをVに導き、自身2度目の重賞制覇。「素晴らしい馬の騎乗依頼をいただいて、チャンスだと思っていた。馬の力を発揮することができて良かった」と喜びを爆発させた。

 道中は中団外めで待機。「イメージ通りのポジショニング」で、しっかり脚をためた。4角までスムーズに運び、直線は外めから力強い伸び。上がり3F34秒1の末脚で、先に抜け出したジョイフルニュースをあっさりのみ込んだ。

 初コンビだったが不安はなかった。「競馬を見て調教に乗って、この馬のストロングポイントや癖、能力を感じていた」。父の菊沢師は息子の好エスコートにびっくり。「いいタイミングでの仕掛けだったんじゃないかな。今日は褒めます」と満面の笑みを浮かべた。

 昨年の小倉牝馬Sの後に骨折が判明、苦難も乗り越えて久々の勝利を飾った。賞金もきっちり加算。次走は優先出走権を得たヴィクトリアMを含め、さまざまなレースが選択肢に入る。鞍上が「上のステージでも楽しみ」と評価する5歳牝馬。この勝ちっぷりなら、大舞台での“父子鷹”も夢ではない。

 ◆コガネノソラ 父ゴールドシップ 母マイネヒメル(母の父ロージズインメイ)21年5月6日生まれ 牝5歳 美浦・菊沢厩舎所属 馬主・ビッグレッドファーム 生産者・北海道新冠町のビッグレッドファーム 戦績13戦5勝(重賞2勝目) 総獲得賞金1億2708万8000円 馬名の由来は黄金の空。

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