光る好騎乗 岩田「内が悪くなかった」/朝日杯FS

2008年12月21日 16:14

セイウンワンダーが父子制覇/朝日FS

セイウンワンダーに曇りなし!/朝日杯FS

セイウンワンダー誤算吹き飛ばす/朝日杯FS

 【朝日杯フューチュリティS】鞍上・岩田康誠騎手の好騎乗が光ったレースだった。スタート直後に中団までスッと下げ、そのまま脚をためて直線に向いた。ぽっかりと空いた内の隙間に馬体を突っ込み、一気に先頭へ。「内が悪くなかったので突っ込んでいった」。ゴール前では外からフィフスペトル、ブレイクランアウトが猛追。わずかにしのぎ切り「危なかったけど…」と胸をなでおろした。

 新潟2歳S(G3)を勝った後、蹄球炎で思うようにレースを使えなかった。久々の実戦にテンションは高め。若干不安もあったというが、ゲートをきちんと出て道中でも折り合った。「レースがうまくて、瞬発力がある」。愛馬の印象を問われると、迷うことなくそう答えた。

 前日、騎乗停止処分になったため、28日の有馬記念は騎乗できない。次の騎乗は年明けとなるが「来年も1勝でも多く勝てるように頑張ります」と抱負を語った。

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2008年12月21日のニュース