【弥生賞】勝ちパターンもエイシンアポロン2着

2010年3月8日 06:00

 完全に勝ちパターンだったが、1頭だけケタ違いに強い馬がいた。好位の内でロスなく立ち回り、直線で抜け出した2番人気エイシンアポロン。

 早めに並んできたダイワバーバリアンは突き放したが、最後に脚を使ったヴィクトワールピサには抜き去られた。
 ローズキングダムに差された朝日杯FSに続き、またも1番人気馬にねじ伏せられる悔しい2着。それでも池添は「こういう馬場なので、先生と相談して前に行く競馬。馬の後ろで我慢できたし、最後も狭いところをこじ開けて伸びた」と前向き。岡田師が「距離の適性は見えてきた」と語ったように、皐月賞の舞台となる中山芝2000メートルを克服できたのは大きな収穫。池添は「本番では巻き返したい」と皐月賞での逆転戴冠を力強く誓っていた。

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2010年3月8日のニュース