【新潟大賞典】ヒットザターゲット 一気に抜け出し重賞初V

2012年5月6日 15:37

 「第34回新潟大賞典」(G3、芝2000メートル・曇稍重16頭)は6日、新潟競馬場11Rで行われ、古川騎手騎乗の5番人気、ヒットザターゲット(牡4=加藤敬厩舎、父キングカメハメハ、母ラティール)が直線最内から抜け出して優勝した。勝ち時計は1分59秒00。

 レースは整ったスタートからアグネスワルツが逃げ、2、3番手にダンツホウテイとマイネルスターリーが付ける展開。ヒットザターゲットは5番手内を折り合いをつけて進む。4コーナーまで隊列は変わらず、直線に入ると逃げるアグネスワルツをダンツホウテイが捕らえ、外からは上位人気のダノンバラード、スマートギア、トーセンラーなどが捉えにかかるが、馬場の中から外の馬はなかなか前を捉えきれず、最内に進路をとったヒットザターゲットが2着に2馬身差をつけゴールした。

 2着には11番人気のダンツホウテイ、3着には9番人気のメイショウカンパクが入り、1番人気のダノンバラードは4着に終わった。

 古川騎手は2009年クイーンS以来重賞3勝目。ヒットザターゲットは重賞初勝利。

 ◇ヒットザターゲット 4歳牡馬、父キングカメハメハ、母ラティール。北海道新冠町のノースヒルズマネジメント生産、馬主は前田晋二氏。戦績は18戦6勝、重賞は初勝利。獲得賞金は1億2967万4千円。

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