【桜花賞】ナンシーシャイン 栗東でパワーアップ!

2013年4月4日 06:00

坂路で上々の時計をマークしたナンシーシャイン

 栗東滞在のナンシーシャインは主戦・大野を背に坂路で最終追い。手綱を抑えたまま、目標にした前2頭を残り100メートルで軽く抜き去って、1F13秒0。前夜からの大雨でぬかるんだ馬場を考えれば上々の時計だ。

 大野は「スムーズな走りで順調ですね。前走よりも良くなっている。栗東でパワーがついてきたんでしょう」と好感触。一方、美浦から駆けつけた岩戸師も「見にきたかいがあった。2週間ぶりに馬を見たけど、筋肉の張りが素晴らしい。いい負荷がかかっている」と頬を緩めた。

 前走・フィリーズレビューは内寄りで器用に立ち回って2着。前走時420キロと体は小柄でも、非凡な能力を示した。大野は「落ち着きもあるし、折り合えれば、1600メートルにも対応できる。前走のように内枠(1番)で我慢が利く形になれば」と好走パターンをイメージしていた。

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