【中山記念】紅一点ヌーヴォレコルト 最内強襲で24年ぶり牝馬V
2015年3月1日 16:15 第89回中山記念(G2、芝1800メートル・雨稍重11頭)は1日、中山競馬場11Rで行われ、岩田騎手騎乗の3番人気、ヌーヴォレコルト(牝4=斎藤厩舎、父ハーツクライ、母オメガスピリット)が、最内から鋭く伸び優勝した。勝ち時計は1分50秒3。
そろったスタートからタイキパーシヴァルが先頭に立ち、2番手にロゴタイプ、その後にヌーヴォレコルト、マイネルフロスト、イスラボニータなどがつける展開。
4コーナーから直線に入ると、先頭がロゴタイプに替わり後続を引き離しにかかったが、最内に進路をとったヌーヴォレコルトがじわじわと脚を伸ばし先頭に並びかける。ゴール前では2頭の激しい叩き合いとなったが、最後はヌーヴォレコルトが首差差し切り春初戦を勝利で飾った。
牝馬による中山記念制覇は、91年ユキノサンライズ以来、24年ぶりの偉業。
2着ロゴタイプから1馬身半差の3着にはステファノスが入った。