寺下、田村が「マジ買う！」で重賞的中！

　みなさんこんばんは、スポニチ競馬Webの中の人です。先週は土曜に中山牝馬S、日曜に金鯱賞、フィリーズレビューが開催されました。

　土曜に開催された中山牝馬Sは15番人気のクリノプレミアム、12番人気アブレイズがワンツーを決める牝馬限定のハンデ戦らしい大荒れの決着となりました。

　勝ったクリノプレミアムは大外から好スタートを決めると中団の外を追走。騎乗した松岡はレース後に「折り合い」をキーポイントに挙げていましたが、1コーナーの入りで2着したアブレイズの後ろのポジションをとり脚を溜めることに専念します。最後の1000メートルはすべて11秒台を刻む厳しい競馬でしたが、最後の直線では軽ハンデも生かして前を力強く差し切ってみせました。

　松岡は怪我から復帰後、初となる重賞V。勝負師らしい淡々とした受け答えの後には、ダブルピースをカメラを向けるなど個性的なインタビューで喜びを表現してくれました。

　日曜の金鯱賞は超新星ジャックドールが好メンバーを相手に逃げ切りV、5連勝で重賞初制覇を成し遂げました。加えて従来のレコードを1秒1も更新する、時計的にも強い内容での勝利となりました。

　白富士Sでの完勝でポテンシャルを見せつけていたジャックドールには支持が集まり、GⅠ馬や重賞常連の強豪たちを抑え単勝1番人気でレースを迎えます。レースはこれまで同様にハナを奪うと4ハロン目から最後の1ハロンまでは11秒台という厳しいラップ。ただ並の逃げ馬と違うのは最後の3ハロンでしっかりと上がりを使えること。2着したレイパパレと同じ34秒6で走ってしまえば、後続はどうしようもありません。

　「逃げて差せるサラブレッドの理想形」と田井のコラムで紹介されていましたが、まさにその通り。素人目にもわかる雄大な馬体は破竹の勢いで最強マイラーの称号を手にした父モーリス譲り。この勢いで大阪杯で挑むは絶対王者のエフフォーリア。4歳同士の頂上決戦が非常に楽しみになりました。

　スポニチ競馬Webでは、各記者がジャックドールを本命から見事な的中。なかでも田村は「マジ買う！」で取り上げるほどの自信度で、3連単も手堅くゲットしていました。

　阪神で行われた桜花賞トライアルのフィリーズレビューは、サブライムアンセムが1番人気のナムラクレアを抑えて重賞初制覇を決めました。

　やや出負けする形のスタートとなりましたが、初コンビの池添が慌てず騒がず組み立てていきます。行きたがる部分が見受けられましたが、そこは名手の腕でリカバリーし脚を溜めることに集中していました。直線では末脚を伸ばして間を割ってくると、外から来た1番人気のナムラクレアを競り落として1着でフィニッシュ。1分19秒9という優秀な時計で、本番の桜花賞も楽しみとなる勝利となりました。

　スポニチ競馬Webでは万哲が勝ち馬をコラムで推奨して的中！母系を重視する記者らしく「01年フィリーズレビュー2着の祖母ハッピーパスを超える快走も夢ではない」と期待を綴っていました。

　寺下も「マジ買う！」でこの馬を取り上げて的中！「未勝利Ｖ直後の重賞挑戦でも素質は通用する」と推奨。土日連続での的中となり、ランキングも3位まで浮上してきました。

　田村、寺下のように「マジ買う！」は各記者が重賞を取り上げることもしばしば。今週は3日間開催で、ファルコンS、スプリングS、阪神大賞典、フラワーCと4つの重賞が開催されます。重賞を「マジ買う！」している記者がいれば是非お見逃しのないように。そんなスポニチ競馬Webは初月無料のキャンペーン利用すれば無料で有料コンテンツを楽しむことができます。ぜひ各記者が勢いにのるこの機会に、会員登録をご検討ください。

3/12
【万哲】中京5R 三連単:◎-○-△ 106,590円
【高木】中京7R 三連単:◎-△-△ 59,490円
【柏原】中山12R 三連単:▲-◎-○ 263,850円
マジ買う1日1R推奨予想【寺下】阪神9R ゆきやなぎ賞 三連単:◎-▲-○ 4,310円 ズバリ！

3/13
【寺下】阪神8R 三連単:◎-○-☆ 58,230円
【仙波】阪神10R 灘Ｓ 三連単:◎-▲-△ 212,180円
【万里絵】中山10R 東風Ｓ 三連単:◎-△-○ 66,690円
マジ買う1日1R推奨予想【新谷】阪神9R 小豆島特別 三連単:○-◎-△ 4,640円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【柏原】中京10R 昇竜Ｓ 三連単:◎-▲-○ 3,650円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【田村】中京11R 第58回金鯱賞 三連単:◎-△-▲ 10,610円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【寺下】阪神11R 第56回フィリーズレビュー 三連単:◎-○-△ 11,440円 ズバリ！！

【馬券道　特別編】13日阪神11R　坂路で抜群の動きナムラクレア仕上がり万全

　今週は日曜日の夜に栗東トレセンに入り、木曜日までの勤務だった。金、土曜日は自宅でテレワーク。ギャップの激しい！？一週間を過ごした。土曜日は気温も高く、この春初めて部屋の窓を開けて仕事をした。向こう側に見える木々に春の空。快適な環境で、予想を進めることができた。これが結果につながればいいな。

　今日の狙いは阪神11R＜2＞ナムラクレア。坂路の最終追いが圧巻だった。4F51秒3～1F11秒6をマーク。ラスト1Fは水曜日（9日）の栗東坂路で最速の数字。ラスト2Fにしてもロイヤルパールス（土曜のポラリスS3着）に次ぐ23秒7を叩き出している。桜花賞へ向けて、叩き台という雰囲気はない。ベストとも言える距離で、きっちりと勝ちに行く。

　予想印は◎ナムラクレアで○アネゴハダ、▲テイエムスパーダ、☆サブライムアンセム、△マイシンフォニー、キミワクイーン、スリーパーダへ。

桜シンデレラ候補発掘へ　ズバッと当てて読者の笑顔をかっさらえ！

　▼馬券キッドの予想に乗って笑っておくれ！桜花賞トライアル「第５６回フィリーズレビュー」はきょう１３日、阪神競馬場でゲートイン。売り出し中の新人記者にちょっぴりジェラシー！？いつも以上に張り切る高木翔平記者は◎ウィリン、田井秀一記者は◎キミワクイーンで勝負。ズバッと当てて読者の笑顔をかっさらえ！

　田井　どうも～！兄さん、最近、紙面で新人の渡辺推しが目立ちますなぁ。

　高木　予想も当ててるんだから仕方ねえ。それにしてもあいつのイラストは似ている。

　田井　僕も似ていると言われます。でも、高木さんは…。

　高木　７年前、初めて受け取ったイラストに「ちょっと美化しすぎでした？」とイラストレーターさんから心遣いが過ぎる注意書きがあったからねぇ…。って、そんな話はいいんだよ。影が薄くならないようにフィリーズレビューを当てて先輩の意地を見せるぞ！

　田井　◎はキミワクイーンです。

　高木　オーナーの愛情を感じる馬名だな。１４００メートルで２勝か。

　田井　ロードカナロア×ダイワメジャーで短距離指向。母チェリーペトルズも連対は６～７Ｆのみ。新潟２歳Ｓ（６着）で離されたオタルエバーを続く１４００メートル戦で逆転したように７Ｆ適性は高いはず。

　高木　マイルの前走・阪神ＪＦ（１０着）は度外視ＯＫかな？

　田井　結果的に荒れた内に入るしかなく流れも向きませんでした。奥村武師は「それでも持ち前の勝負根性は見せた」と悲観していませんよ。阪神輸送を経験できた点も大きいです。

　高木　最終追いにはベテラン内田さんが乗ったぞ。

　田井　「体は大きくなったけど走りの軽快さ、乗りやすさは変わらない」と。３カ月の充電でワンパンチ足りなかったトモ（後肢）にパワーが加わりました。それでいて、脚が長い奇麗なシルエットが持つ良さは消えていないようです。

　高木　いつも通り理路整然としてるな。俺は◎ウィリン。１９、２０年をノーワン、エーポスが勝って、昨年２着馬がヨカヨカ。フィリーズレビューは４文字馬名が熱い！

　田井　まさか、それが推奨理由じゃないですよね…（絶句）。

　高木　そ、そんなわけないだろ…。何といっても７馬身差つけて逃げ切った福島（芝１２００メートル）の新馬戦が秀逸よ。ラスト２Ｆ目で１１秒２を刻みつつ、最後は流す余裕があった。休み明けの前走・紅梅Ｓは３着に敗れたけど本質的に７Ｆは持つと思う。

　田井　こちらも母レッドカーラが７Ｆで４連対ですね。

　高木　１週前、当週の追い切りが凄く良く見えた。併走馬を圧倒した最終追いの後、林師は「状態は凄くいいです。思い描いていた追い切りができました。叩いた上積みはあります」と納得の口ぶり。ソングラインでサウジでも勝った売り出し中のトレーナー。コロナがなければ抱きつきたいくらいのいい男だぞ。

　田井　よしなさい！しかし出走馬中５頭しかいない関東馬のうち２頭に本命。美浦愛を感じます。２頭とも輸送経験があるので期待しましょう。

　高木　ビシッと当ててスポニチ競馬の若手は渡辺だけじゃないというところを見せつけようぜ！

　田井　いつまでも“永遠の若手”ぶらないでください。

田井こう買う...７Ｆの適性が抜けている◎キミワクイーンと、馬体ド迫力の○ナムラクレアの一騎打ち。２頭を１着に据えた３連単をなるべく少ない買い目で仕留めたい。（２）（１０）→（１）（２）（３）（１０）→（１）（２）（３）（５）（６）（１０）（１２）（１４）の３６点が本線。

　高木こう買う...土曜の中山牝馬Ｓはクリノプレミアムが超高配を演出したが、これに影響され色気を出しての強気勝負が自分の負けパターン。◎から人気の○ナムラクレア、▲マイシンフォニー、☆アネゴハダに馬連で流す。余裕があれば△４頭まで。◎は同距離で負けた前走がいい目くらましになるはず。

　◇田井　秀一（たい・しゅういち）１９９３年（平５）１月２日生まれ、大阪府富田林市出身の２９歳。高校卒業後に道営競馬で調教厩務員を務めた。阪大法学部卒業後スポニチへ。１９年春から中央競馬担当。

　◇高木　翔平（たかき・しょうへい）１９９０年（平２）４月２９日生まれ、広島県出身の３１歳。法大卒業後、１５年に入社してから競馬班一筋。目標はウマ娘の課金額を減らすこと。

阪神11Rはナムラクレア1点勝負

レイパパレ雪辱のなでしこ！

藤原師ほれこむ逸材サブライムアンセム

叩いて上向きサンレイポケット

サンレイポケット充実ムード

フィリーズレビューの枠順が確定！

　この世代トップクラスの実力を持つナムラクレアは2枠2番に入った。昨夏の小倉2歳Sで重賞初制覇を飾ると、ファンタジーS2着→阪神JF5着と続く重賞でも結果を出し続けた。特に阪神JFの上位馬は先週のチューリップ賞でも好走するなど、レースレベルも申し分ない。このメンバーなら中心視は揺るがない。

　小倉2歳Sでそのナムラクレアの2着に入ったスリーパーダは7枠12番に入った。前走のファンタジーSは折り合い重視の競馬で後方からを選択したが、伸びを欠いて7着に敗れた。ただ良血馬だけに変わり身には注意が必要だ。フェニックス賞でナムラクレアの2着に入ったテイエムスパーダは5枠8番から。前走は半年ぶりの休み明けで勝利だっただけに、今回は更なる上積みが期待できるはず。距離延長が一つの鍵にはなりそうだ。

　中の人注目は6枠10番のキミワクイーン。敗れた2戦はいずれもマイル重賞だが、1400メートルはここまで2戦2勝と負け知らず。距離短縮の追い風だ。加えて、陣営は馬体重の増加も示唆。小柄な馬だけに楽しみな存在だ。

【フィリーズR】ブレなく安定感抜群ナムラクレア