「初の中山問題なし」　諸星、狙いすました◎で皐月賞を的中

　先週は平地重賞が3鞍行われた中央競馬。土曜はアーリントンC、日曜はアンタレスS、そしてGⅠ皐月賞が行われました。

　NHKマイルCの前哨戦アーリントンC。今年はディスペランツァが素晴らしい末脚を発揮して重賞初制覇を決めました。スローペースの決め手勝負でしたが、勝ち馬の強さが際立ったレース。これで重賞騎乗機会3連勝を決めたモレイラも「GⅠでもやれる馬」と太鼓判を押すコメントが印象的でした。

　日曜のアンタレスSは、5番人気ミッキーヌチバナが待望の初タイトルを手にしました。中団前目につけるとスムーズな進路どり。馬も活気あふれる動きで直線を迎えます。最後の脚も余力十分。先に抜け出したスレイマンを捉えるのは時間の問題でした。6歳で重賞馬となった同馬。この先も楽しみになるレースを見せてくれました。

　スポニチではこのレースでベテラン梅崎がしぶい一発。◎ミッキーヌチバナはスポニチ記者では梅崎のみで、そこから印上位での決着となり、三連単は21,610円を記録しました。こういったところで存在感を見せてくれる梅崎には今後も要注目です。

　戦前は混戦ムードが謳われていた今年のクラシック路線ですが、終わってみれば今年も無敗の皐月賞馬が誕生。共同通信杯を勝って挑んだジャスティンミラノが素晴らしい勝利で第1冠目を手にしました。

　逃げたメイショウタバルがハイペースを刻むレース。ハイペース未経験だったジャスティンミラノですが、問題なく5番手で追走し競馬を進めます。心配された経験不足を全く露呈することなく、最後の直線では見事な末脚。先に抜け出したジャンタルマンタルをきっちりとらえて、GⅠウイナーの仲間入りとなりました。

　スポニチでは鳥谷越、諸星が三連単を的中！中でも「スムーズに折り合いがつくのが一番の強みで、長くいい脚が使えます。初の中山でも心配ありません」と断言した諸星のコラムが素晴らしかった。「乗りやすい馬。スタートは良くないけど、枠は悪くない」と戸崎騎手のコメントも引用しており、価値ある的中となりました。

　今週から中山に替わって東京開催がスタート。GⅠこそお休みもその東京でフローラS、京都でマイラーズC、福島で福島牝馬Sが行われます。

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4/13　「マジ買う！」＆高額的中
【高木】阪神4R 三連単:▲-◎-△ 71,970円
【面来】中山11R 第26回中山グランドＪ 三連単:◎-☆-▲ 101,750円
【柏原】中山11R 第26回中山グランドＪ 三連単:◎-△-△ 101,750円
【田村】中山11R 第26回中山グランドＪ 三連単:◎-△-▲ 101,750円
マジ買う1日1R推奨予想【坂田】福島5R ３歳未勝利 三連単:○-◎-▲ 4,830円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【悠貴】中山6R ３歳１勝クラス 三連単:○-◎-▲ 1,240円 ズバリ！！

4/14　「マジ買う！」＆高額的中
【AI記者】福島2R 三連単:◎-☆-△ 61,450円
【田井】阪神8R 三連単:◎-△-▲ 572,730円
【寺下】中山10R ドゥラメンテＣ 三連単:◎-△-△ 281,440円
【梅崎】阪神11R 第29回アンタレスＳ 三連単:◎-☆-▲ 21,610円
【諸星】中山11R 第84回皐月賞 三連単:◎-△-☆ 29,240円
【鳥谷越】中山11R 第84回皐月賞 三連単:◎-△-△ 29,240円
マジ買う1日1R推奨予想【浜田】中山12R 春雷Ｓ 三連単:◎-○-▲ 2,680円 ズバリ！！

【動画】陣営、涙の勝利　ジャスティンミラノが皐月賞を制覇

陣営、涙の勝利
藤岡康太さんが調教パートナーを務めていたジャスティンミラノが皐月賞を制しました pic.twitter.com/c9AodyAbza

— 田井秀一（スポニチ競馬記者） (@sponichi_baTAI) April 14, 2024

【皐月賞】前走レースレコードV　名手のマジックで1冠奪取

サンライズジパング　最内枠から積極策もありそうな気配

サンライズジパング　陣営は仕上げに自信【買い目あり】

ジャスティンミラノ　２冠を意識できる逸材　皐月賞も大丈夫

ジャスティンミラノ初の中山心配なし

坂路好時計のサンライズジパング

シンエンペラー　タフな精神力を身につけた

能力を発揮できるレガレイラ　木村師「性格的に孤独に強いから」

先行優位ならメイショウタバル

エコロヴァルツ　武に任せて一発

前走が秀逸のビザンチンドリーム　枠も気にならない

直線勝負の末脚ビザンチンドリーム

ジャスティンミラノで勝負

【動画】皐月賞　凄くヤンチャらしいサンライズアースの素顔お披露目

凄くヤンチャらしいサンライズアースの素顔お披露目
とにかくデカい????#皐月賞 pic.twitter.com/0WMQ0MEoAR

— 田井秀一（スポニチ競馬記者） (@sponichi_baTAI) April 13, 2024

【動画】皐月賞　メイショウタバルが中山競馬場到着

メイショウタバルが中山競馬場到着！
落ち着いた脚取りで運動へ#皐月賞#ゴールドシップ pic.twitter.com/rj2DnE96hP

— 田井秀一（スポニチ競馬記者） (@sponichi_baTAI) April 13, 2024

【動画】皐月賞　関西馬の中山競馬場一番乗りはシンエンペラー

関西馬の中山競馬場一番乗りは、矢作3本の矢
シンエンペラーの登場です#皐月賞 pic.twitter.com/jiLA36GNlS

— 田井秀一（スポニチ競馬記者） (@sponichi_baTAI) April 13, 2024

【皐月賞】ホープフルＳも本命　今年の混戦メンバーなら落ち着いてレースができればチャンス

　藤岡康太騎手のご冥福をお祈りします。改めて騎手は命を懸けて戦っているのだと思い知らされました。今後も騎手には感謝の思いを込めて競馬を楽しめたらと思います。

　さあ、皐月賞。本命は（５）ミスタージーティー。ホープフルＳも本命にしたが、道中もたついて届かず５着。それでも５着まで来られたのは力がある証拠。共同通信杯（７着）は展開が向かず、折り合いも欠いてチグハグになってしまった。前走の若葉Ｓはスタートを決め、最後は持ったままの完勝。相手のレベルは大幅に上がるが、今年の混戦メンバーなら落ち着いてレースができればチャンスはある。舞台もベスト。人気もないので馬券妙味はある。

　対抗は唯一の牝馬（１０）レガレイラ。牡馬クラシックを目標にしているくらいだから、この馬のポテンシャルは高い。実際、ホープフルＳは牡馬相手に完勝。直行ローテだが、桜花賞も直行組が１、２着。今回の出来も秀逸。伝説の始まりかもしれない。３番手に（１４）シンエンペラー。同じ舞台のホープフルＳで２着。弥生賞は勝ち馬にうまく乗られたが、メンバーレベルは高かった。２着は前哨戦としては及第点。中山２０００メートルは３回目。三度目の正直になるか？４番手に（１７）ビザンチンドリーム。ゲートが悪く、中山内回りは有利にはならないが、昨年のソールオリエンス並みの爆発力はある。人気もなさそう。

　他では中山でどうかだが、共同通信杯覇者の（１３）ジャスティンミラノ。レガレイラと似たような血統の（９）アーバンシック。この馬もビザンチンドリーム同様、不器用だが爆発力はある。

　馬券は３連単フォーメーション（５）（１０）（１４）（１７）―（５）（１０）（１４）（１７）―（３）（５）（９）（１０）（１２）（１３）（１４）（１６）（１７）を各４００円、同じ目の３連複フォーメーションも各４００円の計４万７２００円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５０歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた、最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。

【皐月賞】センス際立つファンタジスタ！確信の無敗ゴール

ミスタージーティー全力応援

【皐月賞】レガレイラ一流のフットワーク

皐月賞の枠順が確定！

　76年ぶり、史上3頭目の牝馬Vが懸かるレガレイラは5枠10番に入った。前走ホープフルSで牡馬相手にGⅠ戴冠を果たし、一躍皐月賞候補に名乗りを挙げた逸材。内容も秀逸で4角10番手からメンバー最速の上がりを見せ、別格を印象づける勝ちっぷりだった。1週前追い切りで見せた超抜の動きに加え、今週も破格の時計で好調をアピール。木村師も自信を見せており、偉業達成に期待が高まる。

　7枠13番に入ったジャスティンミラノは共同通信杯で2歳マイル王者ジャンタルマンタルを破り、無傷の2連勝。レガレイラとは未対戦で逆転候補筆頭だ。末脚の持続力は一級品で、陣営も「皐月賞馬として次のダービーに向かいたい」と春2冠を意識している。初の中山でどのような競馬を見せるか注目だ。

　凱旋門賞馬の全弟シンエンペラーは7枠14番から。3頭出し矢作厩舎の大将格。血統的な期待も高く、陣営の求めるレベルも当然高い。ホープフルS、弥生賞と2着が続くが、初のGⅠタイトル奪取に燃える。2歳マイル王者ジャンタルマンタルは4枠8番。距離延長が鍵だが、血統的には2000メートルも守備範囲のはずで「操作性を高めるように取り組んできた」と陣営の手応えも十分だ。

　中の人は1枠2番メイショウタバルに注目する。前走の毎日杯では圧巻の逃げ切りVを披露。厳しいペースで知られる皐月賞でも、と期待を抱かせたくなる内容だった。ここでも要注意の一頭だ。

【皐月賞】肉体的負荷なんの！猛烈はじけたレガレイラ　敗戦を糧に急成長を遂げたシンエンペラー

【動画】皐月賞の最終追いに向かうビザンチンドリーム

皐月賞まであと４日。
最終追いに向かう #ビザンチンドリーム です。#皐月賞 pic.twitter.com/JEhn6U9BYH

— スポニチ競馬Web???? (@sponichikeiba) April 10, 2024

【皐月賞・馬体診断】田井「文句の付けようがない馬体に進化」　76年ぶりの快挙に期待度MAX

　スポニチの田井が8日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演した。14日に行われるGⅠ皐月賞出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説。1頭目に牝馬レガレイラを挙げ、「ホープフルSから最もパワーアップした」と語った。

　「スタミナ、機動力を併せ持ち、且つ荒れた馬場を苦にしない力強さ」をレースにマッチする馬と分析した田井は、「全体的にダイナミックな印象を受ける」とレガレイラの各パーツの成長に言及。前走で後方となった位置取りも「これだけ前駆が発達すれば機動力で遅れをとることは無い」とした。「やや細く映る面があった」という首や胴の肉付きの充実に加え、「臀部の筋肉もパワーアップ」とした田井は、「ますます文句の付けようのない馬体に進化している」と感嘆の声を漏らした。

　続けて、状態面にも目を向けると「木村厩舎らしいビロード生地のような絶品の毛ヅヤも健在」とここでも絶賛。「休み明けの不安は全く感じさせない」と太鼓判を押した。相棒ルメールが騎乗できない点に懸念を示すも、「秘めるポテンシャルは群を抜いている」と期待度は最高潮。「76年ぶりの牝馬による皐月賞制覇は現実味を帯びている」との言葉には自信がみなぎっていた。田井の最終的な印は、金曜日18時30分ごろにスポニチ競馬Webで先行公開される。