ルーキーコンビが躍動！入矢は阪神JFで3連単

　先週の中央競馬は、中日新聞杯、カペラS、阪神ジュベナイルフィリーズの3重賞が行われた。

　中日新聞杯は、3番人気シェイクユアハートが待望の重賞初制覇。惜敗続きに終止符を打つタイトル奪取となった。3歳時から長くコンビを組む古川吉洋とともに、歓喜の瞬間を迎えた。

　スポニチでは、ルーキーの菊地がこの一戦を的中！10月の競馬班加入後、随所で存在感を放っているが、今週もその慧眼が光った。

　日曜のカペラSは、重賞初挑戦だった1番人気テーオーエルビスが5馬身差の圧勝。これで4連勝とし、ダート短距離界に新星が誕生した。

　スポニチでは、坂田、小林、浜田、柏原ら本命党寄りの記者が◎で勝ち馬を推奨。中でも坂田はコラムで同馬を強くプッシュし、陣営の高い期待感を伝えていた。

　同日の阪神JFは、2番人気スターアニスが中団追走から力強く抜け出し、2歳女王の座を獲得。母エピセアロームは同レースで8着に敗れており、娘が母のリベンジを果たす形となった。

　スポニチでは、ルーキーの入矢が「マジ買う！」でこの一戦を推奨！◎スターアニスからの3連単を的中させた。「初のマイル戦になるが、高野師は『ここを使うと決めていたので距離は対応可能。牝馬ではパワータイプ』とニヤリ。自慢のスピードで押し切る」とのコメントで後押しし、見事な結果につなげた。

　今週は、朝日杯フューチュリティSとターコイズSの2重賞が開催される。スポニチ競馬Webでは、各記者の印やコラムに加え、AI予想や「マジ買う！」など充実のコンテンツを掲載中。初月無料キャンペーンを実施しており、今月は有馬記念週まで無料で閲覧可能だ。この機会をぜひお見逃しなく。

12/13　高額＆「マジ買う！」的中
【後藤】中山1R ２歳未勝利 三連単:○-◎-△ 85,220円
【高木】阪神3R ２歳未勝利 三連単:◎-△-△ 69,580円
【オサム】阪神10R 赤穂特別 三連単:◎-☆-○ 62,020円
【西田】中京10R 鳴海特別 三連単:◎-☆-△ 61,190円
【浜田】中山11R 常総Ｓ 馬連:△-◎ 12,520円
【出田】中山11R 常総Ｓ 馬連:△-◎ 12,520円
【菊地】中山11R 常総Ｓ 馬連:△-◎ 12,520円
【菊地】中京11R 第61回中日新聞杯 三連単:◎-△-△ 55,460円
【田村】中京11R 第61回中日新聞杯 三連単:○-◎-▲ 55,460円
【新谷】中京11R 第61回中日新聞杯 三連単:▲-◎-☆ 55,460円
マジ買う1日1R推奨予想【悠貴】中京10R 鳴海特別 単勝:◎ 460円ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【新谷】阪神11R リゲルＳ 三連単:◎-△-▲ 7,460円ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【鳥谷越】中山12R ３歳上２勝クラス 単勝:◎ 170円ズバリ！！

12/14　高額＆「マジ買う！」的中
【田村】阪神4R ２歳新馬 三連単:◎-△-☆ 132,720円
【諸星】中山9R 霞ヶ浦特別 三連単:◎-▲-△ 78,710円
【柏原】中山9R 霞ヶ浦特別 三連単:◎-△-△ 78,710円
【出田】中山9R 霞ヶ浦特別 三連単:◎-△-△ 78,710円
【菊地】中山9R 霞ヶ浦特別 三連単:◎-△-☆ 78,710円
【寺下】中山12R 三連複:△-☆-◎ 57,540円
【後藤】中京12R 三連単:○-◎-△ 69,480円
【寺下】中京12R 三連単:◎-○-▲ 69,480円
【万哲】中京11R 知立Ｓ 三連単:◎-△-△ 101,350円
マジ買う1日1R推奨予想【田村】阪神9R オリオンＳ 三連単:◎-○-△ 15,530円ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【入矢】阪神11R 第77回阪神ＪＦ 三連単:◎-☆-▲ 30,180円ズバリ！！

【出田の昇竜券】14日阪神11R　“牝馬の国枝”が送り出す最後の傑作

　7日はロックバンド「B’z」の東京ドーム公演へ。昼間は関東大学ラグビー対抗戦の早明戦をテレビ観戦。母校・明大が5季ぶりの対抗戦Vを果たし、気分良くドーム入りした。ライブではなんと、ラグビーW杯の時期に流れる応援ソング「兵、走る」が演奏され、国立競技場（テレビ）→東京ドーム→という、出来過ぎのリレーでぜいたくな時間を味わわせてもらった。ツアータイトルは「FYOP（Follow　Your　Own　Passion）」。還暦を過ぎてもなお情熱をたぎらせる稲葉浩志、松本孝弘のお二人。その姿に背中を押された。

　阪神11R・阪神JFは◎ヒズマスターピース。2戦目以降、マイル適性の高さを証明した。♪ゴールはここじゃない…。厩舎の偉大なる先輩・アパパネと同ローテで戴冠、クラシックへ。（8）から。

【小林の馬券道】14日阪神11R　従順を思う追い切り超良血馬の末脚爆発

　土曜は当番デスク、阪神JFの原稿をさばいていった。ギャラボーグに本命を打った記者が多く、どんどん知識が増えていく。田井は馬体、田村と菊地は血統から推していた。ノーマークにしてしまったのは、ちょっと失敗だったかな…。

　阪神11Rはアランカールから。ここ2週の追い切りを見て心が揺さぶられた。この血統とは思えない？ほど従順な動き。2週ともCWコースの3頭併せだったが、最内を滑らかに駆け抜けた。あの動きなら、内で馬群の中で運ぶ形になっても大丈夫。自慢の末脚を余すところなく開放する。（4）から。

【阪神JF】◎のV条件整った

アルバンヌ電撃差し

タイセイボーグ戴冠だ！！

タイセイボーグ戴冠だ！！【買い目あり】

アランカール母譲りの末脚

１Ｆ短縮でギャラ勝負

ベネラ得意の道悪舞台

アランカール活気あり

【阪神JF】筋肉バッキバッキ!!2歳牝馬最強の筋肉はお前だ!!

タイセイボーグ経験生きる

切り裂くボーグ

ギャラ末脚さく裂だ

アランカール無敗戴冠

実績あるベネラ　津村と歓喜

【阪神JF】2戦2勝　多頭数も克服可能

【阪神JF】タフ＆操縦性◎　人気薄激走、馬群の中から

【阪神JF】G1ヘッドライン

阪神JFの枠順が確定！

　2歳牝馬の頂点を決めるG1、第77回阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神、芝1600メートル）の枠順が12日、確定した。

　新馬、オープンの野路菊Sを連勝中、母にオークス馬シンハライトを持つ良血馬アランカールは2枠4番に入った。デビュー戦で4馬身差の快勝を収めポテンシャルを存分に披露すると、今回と同舞台の前走・野路菊Sも圧巻。メンバー最速となる上り3F33秒3を繰り出し、全頭を抜き去る圧勝だった。多頭数の経験こそ乏しいが、無敗の女王の資格は十分に有している。

　8枠17番に入ったタイセイボーグはここまでキャリア4戦、ここ2走は2歳重賞で馬券に絡んでいる。3着だった前走アルテミスSは上り3Fメンバー最速となる33秒7。ゲートの課題こそあるが、ここも切れ味が生きる舞台だけに楽しみな一頭だ。

　前走の中京2歳Sで2着、1分19秒4の走破時計も優秀だったスターアニスは5枠9番から。キャリアで初めての8F戦だが、高速決着は望むところ。重賞馬である母エピセアローム譲りのスピードで押し切りを狙う。4枠7番に入ったマーゴットラヴミーは無敗の2勝馬。前走は逃げて上がり最速と完勝を収めており、武豊とG1獲りを狙っている。

　中の人注目は3枠5番に入ったギャラボーグ。初戦こそ取りこぼすも、2戦目できっちり勝ち上がった素質馬で、全兄にはNHKマイルC勝ち馬のダノンスコーピオンを持つ。馬体も雄大で、ポテンシャルを買いたい一頭だ。

【阪神JF】身のこなし柔らかいアランカール　切れ味非凡

【阪神JF】カリス余力十分に仕上がった 抽選組ギャラボーグ桁違い

【阪神JF】抽選突破なら本命級？ギャラボーグの馬格は「2歳牝馬カテゴリーでは突出」

　スポニチの田井が8日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。14日に行われる2歳牝馬G1・阪神JF（阪神、芝1600メートル）の出走予定馬の中から、馬体や状態が上向いてきた注目馬について解説した。田井は同レースについて、オーバーペースになりやすく、将来のオープン馬と条件馬が混ざることで「力差がはっきり出る」と分析。そのうえで、スケールの大きさを感じさせる1頭として、NHKマイルC覇者ダノンスコーピオンの全妹ギャラボーグを一番手に取り上げた。

　田井は「大腿筋膜張筋や大腿二頭筋の輪郭がくっきりと浮かび上がり、全兄の若駒時代とまったく同じ」とポテンシャルを高く評価。父は日本が誇る短距離王ロードカナロア、母はカナダ殿堂入りのレキシールーで、「豊かな筋肉量と、類まれな運動神経を受け継いでいる」と称賛した。

　さらに、「筋肉の早熟性、前走時500キロの恵まれた馬格は2歳牝馬カテゴリーでは突出」と強調し、「現段階のエンジン性能でライバルと一線を画している」とジャッジ。続けて、胸や前腕を「浮世離れの立体感」と評し、「大腿二頭筋の大きさは他馬と比べものにはならない」と各パーツの完成度に舌を巻いた。中間は、初めて挑んだCWコースで素晴らしい動きを披露しており、状態は良好。抽選突破が叶えば、「その脚力で2歳女王のタイトルをつかみ取るはず」と期待を寄せた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webにて、レース前日までに先行公開される。

【阪神JF】ダービー血統アランカール抜けた存在

　阪神ジュベナイルフィリーズが阪神外回りコースで行われるようになったのは06年。“リニューアル元年”の優勝馬は翌年、日本ダービー父子制覇を達成するタニノギムレット産駒ウオッカだった。

　以来、07年トールポピー（父ジャングルポケット）、08年ブエナビスタ（父スペシャルウィーク）、09年アパパネ（父キングカメハメハ）と、4年連続で日本ダービー馬の産駒が優勝。10年代にはディープインパクト産駒が3勝（11年ジョワドヴィーヴル、14年ショウナンアデラ、18年ダノンファンタジー）を挙げた。17年の勝ち馬ラッキーライラックはオルフェーヴル産駒で、22年のリバティアイランドはドゥラメンテ産駒。京都開催だった昨年を除く阪神新装後18回の優勝馬のうち、半分の9回までを日本ダービー馬の産駒が占めていることになる。他に10年レーヴディソール（父アグネスタキオン）と13年レッドリヴェール（父ステイゴールド）は、その時点で日本ダービー馬の父となっていた種牡馬の産駒。「日本ダービー血統」の先物買いは、今年でリニューアル20年目を迎える2歳女王決定戦のセオリーといえる。

　2連勝の圧倒的なパフォーマンスで注目のアランカールは、ジャパンCを圧勝した日本ダービー2着馬エピファネイアの産駒。今回の出走予定馬の父で唯一、優勝馬（21年サークルオブライフ）を出した実績のある種牡馬でもあるエピファネイアは、20年に牝馬3冠のデアリングタクトで種牡馬としてもダービーコースを制圧し、24年のダノンデサイルでダービーサイヤーとなった。母のシンハライトはオークス馬で、その父は前出ディープインパクト。日本ダービー馬の産駒がいずれも抽選待ちという状況の今年は、血統的な“東京2400メートル濃度”の高さでも1頭抜けた存在だ。　（サラブレッド血統センター）