松田師は今週水曜、札幌でエルムSに出走するタイムフライヤーの追い切りを見届けたと思えば、午後には栗東トレセンの事務所に姿があった。70歳定年、厩舎ラストイヤーとは思えないほど精力的だ。レパードSのハギノアレグリアスは残念ながら抽選除外になったが、タイムフライヤーは久々の重賞Vへ向けて順調に調整をこなしてきた。内枠でどうも成績が出ない馬だけに、13番枠はかえって良かったように思う。

　今日の狙いは札幌11R＜12＞ウインイクシード。前走は各馬が馬場のいい外を意識する中、この馬は内を選択した。コース利を生かしていったんは先頭に立ったが、差し勢にやられてしまった。それでも馬場の悪い内めで踏ん張って5着。次に期待を抱かせる内容だった。昨夏の札幌で3→1着。コース替わりもいい。叩き2走目は3走してオール馬券絡み。確実に巻き返す。

　馬券は馬単で相手は〇ヒュッゲ、▲ポンデザール、☆ボスジラ、△デザートスネーク、ウラヌスチャーム、ロサグラウカ、プリンスオブペスカへ流す。