【小林の馬券道】26日京都11R 道悪でさらに躍動いざ1冠
2025年10月26日 08:00
菊花賞はどうやら道悪でのレースとなりそうだ。思い出深いのが17年のキセキ。雨の不良馬場。当日は京都競馬場にいて、懸命に走る姿に感動を覚えたもの。勝ちタイムが3分18秒9と遅く、別の意味で時計に驚いた。今年はどれほどの時計での決着になるだろうか。
京都11R・菊花賞はエネルジコ。デビュー4走は全て良馬場で走っており、道悪の経験はない。馬体重も470キロ前後と大きいわけはなく、こなせる下地はある。キセキが勝った17年は、掲示板に載った5頭の馬体重が458~488キロのゾーンにあった。520キロだった皐月賞馬アルアインは7着に敗れている。重厚なドイツ牝系でもあり、血統的にもタフな馬場が向く可能性もある。ドゥラメンテ産駒のラストクロップから新たなG1馬の誕生だ。(9)から。