【朝日杯FS】TT戦隊 グリーン寺下はアマゾン、ブルー田井はレオンで勝負!

2020年12月20日 09:00

 寺下 いよいよ最終戦。母校の後輩相手でも構わず全力で勝ちにいくで。

 田井 勝ち点0の先輩はもう逆転優勝の目がないんだから遠慮してくださいよ…。回収率トップを独走しているスポニチ競馬Webの「マジ買う!」コーナーの方で頑張ってください。

 寺下 いらんこと言わんでええねん。TT戦隊も終わりよければ全てよし。◎ホウオウアマゾンから高配当狙いや。

 田井 デイリー杯2歳Sでは道中掛かって体力をロスしたレッドベルオーブにかわされました。逆転があるんですか?

 寺下 あれはあくまで前哨戦。レース後に矢作師は「本番は馬場も荒れてくるだろう。次が楽しみになったよ」とポツリ。阪神芝はまだ速いタイムが出るけど、土曜に大型馬が活躍したように、パワーが求められる馬場に変わってきた。本番ではこれまでの経験を生かす、逆転の策を練ってくるはずや。

 田井 阪神マイルを3回走った経験も強みですね。

 寺下 そう。全4戦がマイルで連対率は100%。強いて言えば多頭数のレースは未経験やけど、宮内助手が「根性を出して頑張ってくれるから、併せていいタイプ。多頭数も、むしろいいと思う」と証言してくれた。ここも崩れへんはずや。

 田井 実は僕の本命も矢作厩舎のバスラットレオン。この馬かなり強いと思うんです。

 寺下 そっちは対照的にマイル初挑戦やな。

 田井 筋肉質でマイラー体形。追い切りでジャパンC出走前のコントレイルをあおるほど調教駆けするのも短い距離向きだからでしょう。

 寺下 宮内助手も「前走は距離がぎりぎりだったかも。距離短縮はいい」と話してたで。

 田井 馬の癖を知る坂井の継続騎乗も心強いです。昨秋に話を聞いた時、「自分たち若いジョッキーが競馬界を引っ張っていかなければならない」とはっきり口にしたのが記憶に残っています。有言実行で今年はG1も勝った。彼を見習って、僕も大先輩のグリーンに引導を渡すつもりですよ!!

 寺下 いや、俺も一応“ヤング”って扱いでTT戦隊の一員なんやけど…。

▼頭文字“T”の東西若手記者5人がG1予想で競い合う「TT戦隊ヤング予想バトル 当たルンジャー」。最終戦の阪大の先輩後輩対決、最後に笑うのはどちらか。朝日杯FSは秋の第10戦目となる。

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