桜シンデレラ候補発掘へ ズバッと当てて読者の笑顔をかっさらえ!

2022年3月13日 08:00

 ▼馬券キッドの予想に乗って笑っておくれ!桜花賞トライアル「第56回フィリーズレビュー」はきょう13日、阪神競馬場でゲートイン。売り出し中の新人記者にちょっぴりジェラシー!?いつも以上に張り切る高木翔平記者は◎ウィリン、田井秀一記者は◎キミワクイーンで勝負。ズバッと当てて読者の笑顔をかっさらえ!

 田井 どうも~!兄さん、最近、紙面で新人の渡辺推しが目立ちますなぁ。

 高木 予想も当ててるんだから仕方ねえ。それにしてもあいつのイラストは似ている。

 田井 僕も似ていると言われます。でも、高木さんは…。

 高木 7年前、初めて受け取ったイラストに「ちょっと美化しすぎでした?」とイラストレーターさんから心遣いが過ぎる注意書きがあったからねぇ…。って、そんな話はいいんだよ。影が薄くならないようにフィリーズレビューを当てて先輩の意地を見せるぞ!

 田井 ◎はキミワクイーンです。

 高木 オーナーの愛情を感じる馬名だな。1400メートルで2勝か。

 田井 ロードカナロア×ダイワメジャーで短距離指向。母チェリーペトルズも連対は6~7Fのみ。新潟2歳S(6着)で離されたオタルエバーを続く1400メートル戦で逆転したように7F適性は高いはず。

 高木 マイルの前走・阪神JF(10着)は度外視OKかな?

 田井 結果的に荒れた内に入るしかなく流れも向きませんでした。奥村武師は「それでも持ち前の勝負根性は見せた」と悲観していませんよ。阪神輸送を経験できた点も大きいです。

 高木 最終追いにはベテラン内田さんが乗ったぞ。

 田井 「体は大きくなったけど走りの軽快さ、乗りやすさは変わらない」と。3カ月の充電でワンパンチ足りなかったトモ(後肢)にパワーが加わりました。それでいて、脚が長い奇麗なシルエットが持つ良さは消えていないようです。

 高木 いつも通り理路整然としてるな。俺は◎ウィリン。19、20年をノーワン、エーポスが勝って、昨年2着馬がヨカヨカ。フィリーズレビューは4文字馬名が熱い!

 田井 まさか、それが推奨理由じゃないですよね…(絶句)。

 高木 そ、そんなわけないだろ…。何といっても7馬身差つけて逃げ切った福島(芝1200メートル)の新馬戦が秀逸よ。ラスト2F目で11秒2を刻みつつ、最後は流す余裕があった。休み明けの前走・紅梅Sは3着に敗れたけど本質的に7Fは持つと思う。

 田井 こちらも母レッドカーラが7Fで4連対ですね。

 高木 1週前、当週の追い切りが凄く良く見えた。併走馬を圧倒した最終追いの後、林師は「状態は凄くいいです。思い描いていた追い切りができました。叩いた上積みはあります」と納得の口ぶり。ソングラインでサウジでも勝った売り出し中のトレーナー。コロナがなければ抱きつきたいくらいのいい男だぞ。

 田井 よしなさい!しかし出走馬中5頭しかいない関東馬のうち2頭に本命。美浦愛を感じます。2頭とも輸送経験があるので期待しましょう。

 高木 ビシッと当ててスポニチ競馬の若手は渡辺だけじゃないというところを見せつけようぜ!

 田井 いつまでも“永遠の若手”ぶらないでください。

田井こう買う...7Fの適性が抜けている◎キミワクイーンと、馬体ド迫力の○ナムラクレアの一騎打ち。2頭を1着に据えた3連単をなるべく少ない買い目で仕留めたい。(2)(10)→(1)(2)(3)(10)→(1)(2)(3)(5)(6)(10)(12)(14)の36点が本線。

 高木こう買う...土曜の中山牝馬Sはクリノプレミアムが超高配を演出したが、これに影響され色気を出しての強気勝負が自分の負けパターン。◎から人気の○ナムラクレア、▲マイシンフォニー、☆アネゴハダに馬連で流す。余裕があれば△4頭まで。◎は同距離で負けた前走がいい目くらましになるはず。

 ◇田井 秀一(たい・しゅういち)1993年(平5)1月2日生まれ、大阪府富田林市出身の29歳。高校卒業後に道営競馬で調教厩務員を務めた。阪大法学部卒業後スポニチへ。19年春から中央競馬担当。

 ◇高木 翔平(たかき・しょうへい)1990年(平2)4月29日生まれ、広島県出身の31歳。法大卒業後、15年に入社してから競馬班一筋。目標はウマ娘の課金額を減らすこと。

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