デビュー以来パーフェクト連対を続けるレーベンスティールは７枠１４番に入った。新馬戦では、のちの皐月賞馬ソールオリエンスと首差の接戦を演じ能力の片りんを披露。未勝利戦、1勝クラスを計8馬身差で制し、重賞に駒を進めてきた。2度目のコンビとなる戸崎は「結果にこだわりたい」と自信。春のクラシック組を脅かすパフォーマンスに期待だ。

　５枠９番ウヴァロヴァイトは前走スイートピーＳ優勝も、優先出走権を得たオークスをパス。継続騎乗の鞍上も将来性を高く評価している馬で、牡馬相手のここに照準を合わせ調整を続けてきた。白百合Ｓを勝利して勢いに乗るバルサムノートは５枠１０番。勝利した２戦はいずれも上がり最速だけに、ここも切れ味が求められる展開になれば。

　中の人は１枠２番グラニットに注目する。すでに８戦を経験し、そのうちＧⅠ２度を含む６度、重賞に挑戦した。今回は逃げの戦法に有利な開幕週の内枠をゲット。厳しいペースを徹底先行した経験が生きてくる。