【穴リスト 特別編】有馬記念 重量軽い「3歳馬」「牝馬」注目
2023年12月20日 10:00近年の有馬記念は重量の軽い馬が圧倒的に有利だ。08年以降の過去15回で3歳牡馬が7勝、牝馬が4勝をマーク。古馬牡馬は4勝止まりと苦戦している。勝率、連対率で比べても3歳牡馬&古馬牝馬は13.3%、20.5%で古馬牡馬(2.7%、8.1%)を圧倒している。昨年も3歳馬イクイノックスが圧倒的な強さを見せつけ、2着ボルドグフーシュ(3歳牡馬)、3着ジェラルディーナ(4歳牝馬)と重量の軽い馬が上位を占めた。 今年のグランプリにも楽しみな「3歳馬」や「牝馬」が集結。中でも5歳牝馬の◎スルーセブンシーズに注目している。宝塚記念でも本命にしたが、惜しくもイクイノックスに首差届かず2着。その世界ナンバーワンホースはG16連勝を飾り引退したが、その間で最も苦しめたのがこの馬だった。 前走のフランスG1凱旋門賞でも直線は見せ場たっぷりの4着に好走。G1は未勝利ながら、確実に力をつけている。宝塚以来となるグランプリ男・池添とのコンビも魅力だ。相手にも重量のアドバンテージがある3歳馬のタスティエーラ&ソールオリエンス、牝馬のスターズオンアースを挙げたい。