大阪杯。低調な4歳勢より実力馬が多い5歳勢に食指が動く。リカンカブールは前走の中山金杯で重賞初制覇。好位で折り合って抜け出す、小回り2000メートルのお手本のような運びで快勝した。その前走を含め芝2000メートルでは【5101】。唯一の着外は2走前のチャレンジC（0秒5差7着）。ややバランスを崩すようなスタートで後方に置かれる形となったもので参考外と言っていい。当舞台では3走前の西宮Sを快勝。2着エアサージュは既にオープン入り、3着メモリーレゾンも次走でオープン勝ち（新潟牝馬S）とレベルも高かった。最適距離で重賞ウイナーにもかかわらず、外枠が嫌われて単勝オッズは40倍前後。今年既に重賞2勝と好調の津村が、悲願のG1初制覇を決める。（15）から。