函館は老後に移住したいと思っているほど好きな街。それほどまでに愛しているのに、函館記念の女神様はつれない。今年で20回目の予想となるが、過去に馬連の的中が1度のみ（07年）。◎が勝った年は2度（09、17年）あるが2、3着が無印。「荒れる」のを言い訳に、印を振り回しているのも当たらない理由かもしれないが、今年もスタンスは変えない。アケルナルスターを狙う。

　前哨戦の巴賞（3着）で、一番強い競馬をしたのはこの馬。外め15番枠から馬群の大外を捲る形。勝ったホウオウビスケッツは展開にも恵まれた楽な逃げ切りで、これは仕方なし。2着デビットバローズとは鼻差だった。

　今回は前回同重量（57キロ）だったホウオウビスケッツより1・5キロ軽いハンデ。前走の反省から好位組も少し早めに動くはず。ならばこの馬の捲りごろ。捲り切って後続の猛追を抑えた、昨夏の五稜郭Sの再現に期待する。（11）から。