【浜田の公式“券”解】8日中山11R 高速馬場&52キロでキャットファイトの出番

2024年9月8日 08:00

 秋の中山競馬が開幕。春の皐月賞終了からじっくりと芝を育て、洋芝をオーバーシードせず野芝のみで行うこの開催は、毎年とにかく時計が速い。今年も例に漏れず、土曜メインの紫苑Sでは、今春の皐月賞でジャスティンミラノがマークしたコースレコードがあっさり更新された。

 京成杯AHは高速馬場に対応可能な3歳牝馬3頭の争いとみた。◎キャットファイトは、昨秋の中山開幕週のアスター賞で2歳レコードV。アネモネSも含めて中山マイル2勝と舞台&高速馬場への適性の高さは既に証明済み。好位で勝負できる脚質も、前が止まらない開幕週の馬場にぴったりだ。加えて52キロの軽ハンデも舞台2勝を考えれば恵まれた。

 ○アスコリピチェーノは芝マイルで1分32秒3(桜花賞2着)の持ち時計。◎と3・5キロ差の55・5キロの分だけ評価を割り引いた。▲コラソンビートは芝千四でレコードVがありスピードは互角。こちらは当舞台では不利とされる大外枠克服が課題。(3)から(10)(16)を厚めに。

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