夏競馬のハイライトであるスーパーG2札幌記念。今年は12頭とやや寂しい頭数だけに、例年以上に実力重視。◎プログノーシスは昨年のこのレースで4馬身差の圧勝。今年もメンバーレベルに大差はないと考えれば素直に◎。まだG1勝ちこそないが、香港G1クイーンエリザベス2世Cで2年連続の2着。いずれも勝ち馬は今年の安田記念も制した地元の最強馬ロマンチックウォリアーなら、胸を張れる銀メダルだ。

　実績最上位はシャフリヤール。ダービー、ドバイシーマクラシックとG1・2勝は文句なし。昨年のこのレースでは、よもやの11着大敗も、喉の疾患の影響が敗因。手術を施し、その後の海外での走りを見れば、今年は違うだろう。6歳同世代のディープインパクト産駒の一騎打ち。名勝負に期待したい。（11）から（4）を厚めに。