【浜田の公式“券”解】13日阪神11R マイルで開花したディスペランツァ

2024年4月13日 08:00

 アーリントンC。ディスペランツァは阪神で勝ち上がった2戦目が、なかなかの好メンバー。2着メリオーレムは次戦から未勝利、エリカ賞を連勝。すみれSでも3着に食い込んだ。4着ラビットアイも未勝利戦を5馬身差で勝ち上がり、G3フラワーCで0秒2差4着と健闘している。

 未勝利V後は京都2歳S6着、ホープフルS9着と凡走したが、この2戦は世代屈指のハイレベル戦。デビューから2000メートルにこだわってきたが、マイルに短縮した前走でレースぶりが一変。11頭立てとはいえ、最後方から最速3F33秒1の切れ味で鮮やかに差し切った。

 半兄ファントムシーフは昨年の共同通信杯の勝ち馬で、皐月賞でも3着に好走したが、弟はマイルの方が切れる。新境地を示し、名手モレイラ確保なら、重賞でも十分狙える。(3)から。

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