NHKマイルC。ようやくG1舞台にたどり着いたボンドガールを狙う。ハイレベルだった新馬戦を制し、牡馬に挑んだ2戦目のサウジアラビアRCでも2着を死守。

　阪神JFの有力候補だったが外傷で回避。目標を桜花賞に切り替えたが無念の除外。再投票で臨んだニュージーランドT2着で、G1舞台に立つ権利を得た。

　その前走はやや重の中山。荒れたインに押し込められる苦しい展開でもきっちり伸びた。デビュー2戦の内容から「良の東京」に替わるのは間違いなく歓迎。

　手塚師が「おてんば娘」と評すように、気性の危うさが残る現状。それだけにレジェンド武豊の継続騎乗が何より心強い。NHKマイルC最多3勝を誇るダイワメジャー産駒。最適条件でタイトル奪取だ。（5）から。