福島競馬場の誘導馬だったヨシオが11日、腸捻転のため11歳で死んだ。森秀厩舎所属で15年7月の函館デビュー。20年ジャパンC（15着）から続けてチャンピオンズC（16着）のG1連闘はSNSでも大きな話題になった。22年4月の京葉S9着を最後に引退し、キャリア78戦。当時、厩舎スタッフが口をそろえて「この馬の強みはタフさ」とセールスポイントを挙げていたのが、つい最近のように感じる。個性的なキャラでファンが多かったヨシオ。お疲れさまでした。

　京都7Rは森秀厩舎ペネトレイトゴーで勝負だ。前走は大外8枠12番から五分のスタートを決め、道中3番手を追走。4角手前から早め進出で直線に入ると、力強く急坂を駆け上がり、勝ち馬から半馬身差の2着と見せ場をつくった。ズブいタイプで岩田康とはいかにも手が合いそう。相手関係にも恵まれ、勝機到来だ。単勝、馬連で相手はノートルプロメス、ダノンクロム、プルサティーラへ。