北海道シリーズが開幕し、本格的な夏競馬シーズンに突入。19年に降級制度が廃止されて以降、条件クラスでは負担重量の軽い3歳馬優位の傾向が続いている。力のある馬ならなおさらである。

　京都10R・長浜特別の◎テイエムリステットは芝の重賞でも善戦した実力の持ち主だが、ダートでは【2010】。しかも3戦全て今回と同じ1400メートル。前走でマークした勝ちタイム1分23秒5は、今年の京都ダート1400メートル、良場場での最速タイ。同条件で行われた古馬オープンのすばるS（1分24秒5）、栗東S（1分23秒6）を上回る。既に古馬オープンで通用するスピードを示していながら、年長牡馬から3キロ軽い重量で臨む自己条件は断然有利とみた。（4）から。