スポニチの田井が21日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。27日に東京競馬場で行われるGⅠ天皇賞・秋出走馬の中から、好走期待馬について解説した。レース傾向から、「トップスピードの持続力に長けた馬体」をテーマに据えると複数頭の名前をピックアップ。中でもレーベンスティールを一頭目に取り上げた。

　「トモの筋肉の張りが超S級」と3歳時から同馬の潜在能力を高く評価していた田井。「この秋はその後躯の発達に前躯が追いついてきた」と印象を口にする。続けて、「天性のシャープさは健在」「胴長で四肢が長く、何より小顔で、格好良い馬体写真」と褒めたたえた。「ベストは東京ワンターン」と公言する田中博師に、田井も「伸びやかで大箱向きのシルエット」と同調。臀部の半腱半膜様筋、大腿二頭筋の発達から「トップスピードの限界値も相当高いところにあるはず」と太鼓判を押した。

　顎を引いた引き締まった表情にも注目。「予断は許さない」と前置きしつつも、「イレ込み癖も鳴りをひそめており、精神状態の良さも感じ取れる」と強調すると、「祖父トウカイテイオーが成し遂げられなかった天皇賞制覇はもう目の前」と最後は力強く言い切って見せた。田井の最終的な予想はスポニチ競馬Webで金曜日18時30分ごろに先行公開される。