中京ラストを飾る「中京2歳S」の枠順が29日、確定した。

　昨年までの小倉2歳Sに替わり、今年から新設された2歳G3。11年小倉2歳S優勝のエピセアロームを母に持つスターアニスは5枠7番に入った。能力の高さに加えて、最終追い切りは調子の良さも見せつけた。母と同じキャリア3戦目での2歳重賞へ準備は万全だ。
　
　新馬戦で驚異的な瞬発力を披露したキャンディードは4枠4番。追い切りは5Fからサッと余力残しで。新馬戦の勝ちっぷりから陣営は1Fの距離延長を歓迎。2歳重賞獲りが楽しみな一頭だ。

　落ち着いた取り口と勝負強さが新馬戦で印象的だったマイケルバローズは2枠2番。中京芝1400メートルで新馬勝ち。スタートが速くて器用さもある。その上、舞台経験が強み。陣営の期待値も高い。
　
　そのマイケルバローズの新馬戦2着で、今回3枠3番に入ったアイルトンに中の人は注目。デビュー戦は素質馬とハナ差。その能力を疑うことはなく、中京コースを走った経験があるのも心強い。未勝利ながら佐々木師がオーナーに進言しての重賞挑戦。勝算ありとみた。