【スプリンターズS】“好位を取れる大型馬”ウインカーネリアン 田井「連覇に向けて好条件揃っている」
2026年9月24日 19:00 スポニチの田井が21日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。27日(日)に行われるG1スプリンターズS(中山、芝1200メートル)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
近7年の勝ち馬のうち、6頭が馬体重500キロ以上。唯一の例外だったママコチャが勝利した23年も、532キロのマッドクールが2着に入っており、田井は「大型馬優勢は間違いない」と説いた。加えて、直近5年連続で4角2~3番手の先行馬が勝利している点にも着目。1着馬を探す場合は、“パワー型の先行馬”を第1候補とすべきとした。
先行決着となった昨年を例外とすれば、基本的に2、3着には差し馬が浮上している点も強調。ローカル競馬場並みに短い最後の直線に加え、他にはない2.2メートルの急坂が待ち受けることから、スピードだけでは押し切れず、夏場以上にタフさが求められると分析した。
さらに今年は昨年の1、2着馬に加え、ピューロマジック、フリッカージャブと先行馬が大挙。例年以上にタフな展開になる可能性を指摘すると、1頭目にウインカーネリアンを取り上げた。
「昨年の優勝馬ですから当然と言えば当然ですが、過去の勝ち馬のパターンに最も合致」と解説をスタートした田井。「筋肉量豊富でスタートセンスも抜群。“好位を取れる大型馬”です」と強調した。
最大の特長には「メンバー最多となる中山で4勝を挙げている登坂能力」を挙げ、「胸が大きく、前躯に大きな筋肉。的確に地面を捉える能力に長け、道悪や坂道でもバランスを崩さずに走ることができます」と解説を加えた。
また、「臀部の筋肉の張りが昨年比で迫力が増したかのように見えるほど秀逸」と絶賛。「息の長いロベルト系といえども、9歳まで衰え一つ感じさせないのは関係者のケアの賜物だと思います」と厩舎の手腕を称賛した。
「スプリンターとしてはゆとりを感じさせる胴、四肢の作りもスプリンターズSでは有利に働きます」と馬体面からも適性を示した。「近年の好走馬のほとんどが、1400メートル以上でのV歴がありました」と指摘したうえで、「人気薄で優勝したウインカーネリアンとジャンダルム(22年)はいずれもダービーに出走。若駒時はクラシック戦線で戦っていました」と紹介した。
続けて今年のレースについて、「メンバー構成、開催時に雨が降り続いてきた馬場状態を勘案すると、例年以上にタフさが求められることが想像できます」と分析。「となれば、同馬のしぶとさがより生きるはず」と続け、「今年は特に涼しかった北海道で8月末まで調整できたアドバンテージも大。連覇に向けて好条件がそろっています」と太鼓判を押した。
田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webにて、レース前日までに先行公開される。
