【万哲の乱 特別編】1日函館11R アルマエルナトが乱ペースで一気差し
2017年7月1日 08:00 記者の函館出張はもう少し先で、先週に続いて美浦トレセンで取材。水曜と金曜朝は雨模様とあって、先週に比べて気温も低め。1週間を通して、朝イチは長袖を着用した。来週は高温予報も出ているが、ひとまず今週までは「あまり暑くなくて助かる」の関係者の声が多かったことをお伝えしたい。日曜のラジオNIKKEI賞組(福島)は好調教組が目立っていた。
ただ馬券購入を考えると雨は厄介。本日土曜は「馬場状態のいい順」に北から函館→福島→中京か。そこで良馬場濃厚な函館11R・TVh杯を狙う。(6)アルマエルナトが、乱ペースを味方に一気差しだ。函館参戦は2歳時の13年(4着、2着、2着、4着)以来、実に4年ぶり。去勢前だったが高い洋芝適性を示していた。掛かる面があり、後方で折り合い重視で追走→末脚勝負が定番なのはご存じの通り。ただ近走はスローペースが続いて、運もなかった。今回はナインテイルズ、タマモブリリアン、センセーション(モズハツコイも?)と逃げ候補が内枠に集まり、6F戦らしいハイペース濃厚。縦長のバラけた展開なら、制御はしやすくなる。昨夏の新潟日報賞(2着=11番人気)など走り頃が分かりにくい“ムラ馬”だが、裏を返せば穴党ご用達。3歳時にはファルコンS3着など重賞でも好走した底力の持ち主。キャラを考えれば、馬券は馬連&3連複系がお勧め。
《もうひと押し》福島では8Rの(7)ナリノメジャーが魅力。こちらは昨年7月23日の新馬戦(1着)以来の福島参戦。コース相性は良く、好位で流れに乗るレースができればチャンス。