【札幌記念】過去2年4、5着も…エース状態は「今回が一番」
2017年8月18日 05:30 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、札幌記念にヤマカツエースを送り出す池添兼師を直撃した。
――ヤマカツエースですが4月の大阪杯(3着)以来のレースになります。
池添兼師 前走後はすぐに放牧し、宝塚記念は使わず、早い段階でここに目標を置きました。
――最終追い切りは函館競馬場の本馬場を単走で上がり3F35秒0の好時計。
先週もやっているので芝で単走というのは予定通り。きつく追ったわけではないのに好時計が出たのはそれだけ仕上がっているということです。
――前走を振り返ってください。
G1で強いメンバーがそろっていたけど、状態に関しては良かったです。
――道中は後方から。
ちょっと前残りのペースかな?と思えたので、後ろ過ぎないかな?と思ってみていました。
――それでも直線は外からよく伸びてきました。
前が残る中、一瞬かわせるかな?という脚を使ってくれました。G1でもあれだけできるのだからやはり実力はあると再認識しました。
――札幌記念は過去2年、挑戦して4、5着。
昨年は鳴尾記念の後に宝塚記念を使ったのですが道悪(やや重)だったこともあり、その後の回復に手間取りました。一昨年もまだ本格化前の話。状態に関しては間違いなく今回が一番です。
――池添騎手と父子でのG1制覇へ向けて好スタートを切りたいところ。
そうですね。G1で勝ち負けできる馬ですので、秋へ向けて好結果を出してほしいです。