【天皇賞・秋】クラウン雪辱へ!メンタル重視も豪快13秒0
2017年10月27日 05:30 宝塚記念の追い切り後の会見で堀師はサトノクラウンについて「相手より自分との闘い」と話した。そのテーマは今回も変わらない。追い切りはWコース。同じ時間帯に追い切った僚馬4頭から大きく離れ、周囲に馬がいない完全な単走。直線で追われるとダイナミックに脚を伸ばした。
4F53秒9〜1F13秒0。体調不良の堀師に代わって会見に出席した森助手は「馬の内面を上げたくなかった。人間と馬とのコミュニケーションを他の馬に影響されることなく高めたかった」と狙いを明かした。これまで海外を含めて【7・0・1・6】。2歳時から4年連続で重賞を勝っているように早くから才能を発揮してきたが、負けた7戦のうち6戦は掲示板すら外している。ひと言でいえばムラ馬。「我の強いところのある馬。馬の意識を人間に向けることを意識してやってきた」とメンタル重視で取り組んできた。
今年の大阪杯は併せ馬で仕上げて敗れ、宝塚記念では単走に切り替えて結果を出した。天皇賞・秋は15年が17着、昨年も14着と大敗している鬼門のレースだが、当時も直前は併せ馬。森助手は「過去2年の結果は馬の状態やレース展開など、さまざまな要因が重なってのもの。2000メートルは守備範囲だし、東京コースも合っている。馬の状態も今回は違うので、改めて能力を発揮できると思う」と力強く話した。
やや重だった宝塚記念など重賞6勝のうち4勝はやや重と重。週末の雨予報はもちろん歓迎だが、森助手は「前向きな気性で道悪を苦にしないが、良馬場での瞬発力もこの馬の武器」と晴雨兼用との見立てを示した。名門・堀厩舎が過去2年とは異なるアプローチで臨む大一番。今秋早くもG1・2勝と絶好調のM・デムーロを背に「三度目の正直」を狙う。
(2)サトノクラウン(3)ネオリアリズム(森助手)枠にこだわりはない。作戦は調教師とジョッキーが練っていくと思う。