【天皇賞・秋】ルメール 距離延長歓迎ソウル「前走よりいい」
2017年10月27日 05:30 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、天皇賞・秋に出走するソウルスターリングに騎乗するルメールを直撃した。
――ソウルスターリングの最終追いの動きはいかがでしたか?
ルメール 力強いフットワークで休み明けだった前走より状態は良くなっていると感じました。
――その前走ですが、1番枠のせいか、スタート後、少し出していった?
はい。逃げ馬がいなかったから絶対にペースが遅くなると思いました。最内枠でかぶされて後ろになったらノーチャンスと思い、ポジションを取りに行きました。逃げたくはなかったのですが、久々で気負っていたこともあり、ちょっと掛かってしまいました。
――その分、最後は伸びを欠いた。
はい。早めに外からプレッシャーをかけられてしまったし、最後は瞬発力の差になってしまったので、伸びずにかわされてしまいました。
――今回は1F延びて2000メートルになります。
彼女はスタミナのある馬です。前走の1800メートルは正直少し短いと感じていました。距離延長は歓迎材料です。
――週末はまた道悪になる可能性がある。
正直、そこだけは少し心配です。桜花賞の時も馬場が悪かったせいか、何度も手前を替えてバランスがあまり良くありませんでした。できたら良馬場で走らせてあげたいです。
――3歳牝馬に厳しい戦いも予想されます。
彼女がオークスを勝った時はメッチャ強かった。あのポテンシャルなら通用しておかしくないと思います。
――以前、藤沢和厩舎の3歳牝馬ダンスインザムードで2着しました。
はい。藤沢和先生は馬のことをよく知っている素晴らしい調教師です。藤沢和先生の判断なら大丈夫だと思うし、実際、僕も自信を持っています。ソウルスターリングならダンスインザムード以上の走りをしてくれて不思議はありません。