【新潟記念1週前追い】ブラスト ほれぼれ変身「初戦から結果出せる」
2018年8月24日 05:30 【東西ドキュメント・美浦=23日】栗東から駆けつけた池添が汗を拭いながら満足そうな表情を浮かべている。夏の日差しが容赦なく照りつける中、ブラストワンピース(牡3=大竹)の新潟記念1週前追い切りに騎乗。「身のこなしが軽くなりました。これなら初戦から結果を出していけます」。ダービー(5着)以来3カ月ぶりの騎乗で実感したパートナーの変身ぶりに思わず口元を緩めた。
Wコースでショウナンガレオン(3歳未勝利)との併せ馬。3馬身先行したパートナーを内からあっさりと5馬身突き放した。ボディービルダーのように隆起した筋肉、さえる毛ヅヤ。「夏の間、いい感じでリフレッシュできたのが分かります。古馬と初対決になりますが、つまずくような器ではありません」と続けた。見届けた大竹師もご満悦だ。「暑くても活気がある。先週は少し重かったが、この猛暑で追い切ったことでかなり絞れるはず。ひと夏で精神的にどっしりしてきた」。新潟記念をステップに菊花賞へ。始動戦から目が離せない。
