【細原・騎手で獲る 特別編】26日小倉11R 心身充実マサハヤが直線一気!!
2018年8月26日 08:00 気性の激しい馬は基本的に早熟傾向。俗に言う“気で走る”タイプで、体が成熟する前に高いパフォーマンスを発揮している馬が多い。だが、中には体の成長とともに気性面に進境を見せ、年を重ねて能力が開花するタイプもいる。潜在的な能力と走りのバランスがかみ合い、若いときからは想像もつかないほどのパフォーマンスで、まるで別馬のようなレースぶりだ。
小倉日経オープン(11R)の◎マサハヤドリームは、まともに調教ができないほどの暴れ馬。それが6歳を迎え、ようやく気持ちの“折り合い”がつくようになってきた。「相変わらずだけど、だいぶコントロールがつくようになってきた」と今野師。前走の福島テレビオープンは後方から、上がり3F最速の末脚でV。気持ちの強さが走りにつながり、決め手に凄みが増してきた。小倉は3戦2勝の実績で、敗れたレースは今年の小倉大賞典の5着。小回りゆえにテンから流れが速く、決め手を存分に生かせる当地は絶好の舞台だ。目下の充実ぶりを買う。馬券は単複。